クライミング楢崎智亜が2位で決勝進出「かなり緊張」5日決勝「金メダル目指す」
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競技終了後のインタビューで緊張していたと話していましたが、全体を通して、いつもよりは硬さを感じるクライミングだったなと思いました。リードでは実力を発揮する前に終わってしまった感じでした。明後日の決勝に向けて、リラックスし、金メダルを目指して頑張っていただきたいと思います。
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傍から見ているぶんには、余裕でクリアしているように見え、リードも予選通過が確定していたからこそ、余力を残した結果かと思っていましたが、本人の感覚ではそうでもないようですね。
それにしても、原田選手にとっては、残念というか理不尽だったのが、ボルダリングの4番目の課題。
原田選手のリーチでは、スタートのホールドがギリギリ掴める距離であり、一手目(一足目?)がこれまたギリギリの距離のホールドでした。しかも、技術で距離が出せるものでもありません。
つまり、事実上はスタートを切ることすらままならないものでした。
ボルダリングでは、リーチが足りない、あるいは余るのは常について回ることであり、「リーチも実力のうち」とはいえ、オリンピックの大舞台であれはないでしょう。
途中で座り込んで壁を見つめる原田選手の姿が、非常に印象的でした。まだお若いのですから、これをバネにして、さらなるご活躍を願ってやみません。
そして、楢崎選手には、ぜひともオリンピック初の金メダルを。楢崎選手はとりあえずスピードで安心できたと思いますが、リードは課題が残りましたね。普段はもっとテンポよく上るのですが。とはいえ、今からどうなるものでもないので、決勝は体力を残して登って欲しいです。リードが強い選手が多く残ったので、スピードとボルダリング両方で1,2位を目指すくらいが必要でしょう。
原田選手は去年くらいからなかなか調子が上がらなかったので、結果としては悔しいでしょうね。クライミングの代表は一昨年の成績で決まった人も多いので、今回は調子を維持できたかがポイントにもなりそうです。