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FRB、10月までに緩和縮小着手の公算=ウォラー理事

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    野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員

    米CNBCのclosing bellで再三インタビューを流していましたが、FRBの「執行部」側である理事の発言であるだけでなく、相当に具体的なデータとスケジュールを示した点で、異例の内容だと思います。

    これに対して長期金利はむしろ低下し、市場はあまり材料視しなかったのは、ウォーラー氏の影響力は大きくないとの見方だと思いますが、いずれにしてもテーパリングの進め方に関してはFOMC内で相応の意見の相違が残っているように感じます。


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