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ミャンマー派遣特使、調整難航 ASEAN外相会議

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    このASEAN特使なるものが、何か実質的な変化をもたらす可能性は、ほぼありません。しかし、ASEANとしては、特使も送れないほど内部でグダグダであるというていたらく、ミャンマー国軍からも相手にされない、という事実をさらしてしまっては、メンツを失います。したがって、とにかく特使を送った、という成果だけは示したいでしょう。
     ミャンマー国軍がうんと言わなければ、ASEANは特使を送ることもできないのですが、ミャンマー国軍としてはタイの元外務副大臣という、トラブルを起こす可能性がほぼ無い軽量級を受け入れて適当にあしらうのが無難です。
     インドネシアがごねているのは、インドネシア政府は自国が大国だと思っているので、大きな役割を果たす気満々だったのが、全然相手にされていないからです。別に、親軍政とか民主化したいというポリシーはなく、大国としての扱いを受けたいだけです。インドネシア政府は、元外務大臣をASEAN特使にしたかったのですが、ミャンマー国軍に却下されました。当然のことで、インドネシアはミャンマーにおいて軍事、経済的なプレゼンスをほぼ全く持っていません。ミャンマー国軍としては、シンガポールの方がはるかに怖い存在です。
     ASEANというのはそんなに力が無い国際機関なのかというと、まあそうなのですが、一致して経済制裁を課すとか、平和執行部隊を送るとかいうことができるような国際機関なら、対応は全然違ってきます。ASEANは、そういうことはできないし、しないことになっています。なお、中国やロシアから特使が来れば、ミャンマー国軍は下にも置かずに深甚な接待をします。


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