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トランスジェンダーの女性選手出場 五輪初

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    東京大学 総合文化研究科 教授

    問題となっているのはトランスジェンダーの中で、FtM(体の性が女性で、心が男性)ではなく、MtF(体が男性、心が女性)のケースだけです。そこでテストステロンの数値が問題になっているのはよく知られているとおりです。

    近代社会は当人によって変えることのできない「属性」に基づいた不利益な扱いを「差別」とみなします。憲法14条の「人種、信条、性別、社会的身分または門地」がその規定で、21世紀になってここに性的指向や性自認(SOGI)が加わりつつあるといえるでしょう。

    このケースもメダルを取るために性別適合手術を受けたわけではないので、当事者の責任ではありません。ただ変えられないはずの「属性」が変化しうるという新たな現象です。いわば「属性B」によって「属性A」が変わってしまうことになり、すぐには結論の出ない、難しい問題だと思われます。


  • ジャーナリスト

    当事者やアライのなかでもレクリエーション要素の強い大会ほど参加条件緩和への肯定度が高く、大会レベルが上がっていくほど肯定度が低くなるとの調査結果(谷本千雅子ら、2017年「トランスジェンダーおよびインターセックスのスポーツ大会への参加条件緩和肯定度」)がありました。五輪でメダル争いに絡めば更に大きな議論になっていたでしょう。ただ五輪、そしてスポーツはあくまでも決められたルールの中で競うものであり、現在ホルモンで基準が決められているわけですが、生まれつき濃度が高い女性が不利益を被る(実際陸上で出場できない選手がいた)などのケースもありこのルールが完璧とはとても言えないと思います。一方、体格を言い出したら人種間の差、生まれつきの身長差などもあり、また今回も必ずしもこの方が圧倒的に強かったわけではなく議論は続きそうです。個人的には男女二分にすること自体に無理があるのかなと思いますが…確かなことは選手個人を責めずに、ルールの是非を議論すべきということだと思います。


  • スポーツフィールド 元パラバドミントン選手

    過去コメントの再掲で恐縮ですが残しておきます。
    ------
    格闘技の体重別や障害者スポーツのクラス分けは、本来は明確な境界などないものに対して人為的に線引きをしています。マスターズの大会なども年齢別に5歳刻みで行われていたりしますよね。
    そのため、同じクラス内でも有利不利はどうしても生じてしまい、ルールとして完璧ではないものの受け入れられています。

    これまでジェンダーについては明確な線引きができることになっていましたが、どうやらそうではないということが理解され始めたのがここ最近だと思います。
    現代科学が完璧とは言えませんが、テストステロン値という基準がある以上は、トランスジェンダー選手についても、体重・年齢・障がい別のクラス分けの中でたまたま有利に位置している選手と同じように受け入れるのが良い気がします。

    ちなみにパラバドミントンの男子SL4クラス(軽度の下肢障がい)の世界チャンピオンは、片方の足が少し細いものの身長が194cmもあるので、一般的な健常者よりスポーツにおいて有利な気もしますが、まあそういうもんだなと受け入れられています。


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