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リレー出場は、代表役員らの登録ミスをカバーするための無理筋のオーダーだったようですが、選手はこの起用に不満を述べたまでで、政権批判をした訳ではない。
メダルが思うように獲れない、ベラルーシ独裁政権下の大統領発言に、五輪役員が恐れをなした可能性は大いにあります。反ルカシェンコのアスリートも今回の代表に含まれているようで、何らか追随の動きがあるかどうか。
独裁政権下の国営メディア中傷キャンペーン展開は恐ろしい…これも今大会のSNS問題の、ある意味一面ですね。
【追記】2日午後 都内のポーランド大使館へ入りました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4328372.html
オリンピック 亡命希望ベラルーシ選手 ポーランドが受け入れへ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013176541000.html
きっかけがどうであったにしろ(単にコーチを批判しただけなのか、ベラルーシ政府をも批判したのか)、もはやこの選手はベラルーシのルカシェンコ体制に反抗したと見なされます。
強制的な帰国からは免れて、今は日本の警察の保護下にあります。
同選手はドイツかオーストリアへの亡命を希望しているようですが、在東京ポーランド大使館が受け入れを申し入れています。
【東京五輪】 ベラルーシ女子陸上選手、帰国拒否 羽田空港へ連れられ
https://www.bbc.com/japanese/58049344
【完全解説】ベラルーシで今、何が起きているのか
https://m.newspicks.com/news/5240291/
細かい事情は把握していませんが、マネジメントが杜撰な協会の場合、この選手が主張するようなことは実際にあるので、悔しい気持ちが痛いほどわかります…
ギリシア、IOCはなんとかしないとなかなか解決できないでしょうね。