開業医の赤字転落…コロナ後「収入が3分の1になる」の現実味
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・・すずきこどもクリニックの鈴木医師「減りつつある患者数をもう一度伸ばす取り組みが必要なのです」・・
危機感は理解できます。しかし開業医の経営のために患者を増やせとは?
いやいや。コロナによる受診控えで患者数は減った。コロナ感染防止策の副産物としてインフルエンザの罹患者も減った。その結果としてコロナ関連医療費の除けば医療費も抑えられる。国庫負担も減る。そんな計算になることでしょう。
しかもコロナの重篤度を知る指標として注目され始めた総死者数。記事の指摘する受診控えにかかわらず統計上では顕著に減少しています。受診を控えると死ぬ人が減ったわけです。
総合的に見て悪い話じゃないように思いますが。
イスラエルではかつて医師組合が全国規模でストライキをしたことがありました。それによって全国の総死者数が増えることが強く懸念されたのです(だからこそそれをレバレッジにすることでストライキのインパクトがあると医師組合は考えた)。しかし結果は逆。総死者数は顕著に減少したのでした。いわゆる医原病による死亡や病院関連死が減ったからだといわれています。
生活習慣病やガンなどの検診さえちゃんと受ければだらだら医者通いをしてきた受診者が減少することのいったい何が問題なのでしょうか?
注目のコメント
診療報酬を3倍ぐらいにして、利用者負担は一律3割にすれば解決すると思う。
単価が上がれば時間をかけられるようになるし、医療の質もあがる。
クリニックに勤める看護師の数も減らせるだろうからその分クリニックではなく病院に努めてもらったほうが全体最適になると思う。
今は早くて安い薄利多売になってるのが問題。
結果ちゃんと患者見れないからいらない薬たくさん出したり、しなくていい治療をしてるように見える。
もし実現できたら、権威をかさに来て患者とコミュニケーション取らず、ずっとクリニックに通わせようとする開業医があぶり出され廃業し、謙虚に務めてきてて、患者さんとしっかりコミュニケーションが取れ、治ったら来なくていいよって言える開業医がもうかるようになると思います。
今まで5分以内で済ませてた診察をしっかり時間をかけざるを得なくなる。そうすると自然と両者への評価は開いてくると思うんです。
後期高齢者の場合は実質9倍ぐらいの負担増になるけど、診察の回数も減らせるし、診療報酬だけからそこまでの負担にはならないはず。
まあ今のままじゃ無理だけど
医師会の権力恐ろしいわこと東京においては過剰な数の医院があり過剰な診療や投薬を行なっていたということではないでしょうか。短期的にはコロナ禍、長期的には遠隔診療の普及や診療報酬の抑制でさらに厳しくなるのでしょう。医療システム改革の観点からも、privateからpublicの流れは必定と感じます。