7度のF1王者ミハエル・シューマッハーを描くドキュメンタリー映画、9月にNetflixで公開へ
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Netflix入会してよかったです。現在、フォーミュラ1 栄光のグランプリがオンデマンドで配信されてますが、秀逸です。
現在、ドライバーズチャンピオンシップポイント第1位のマックス フェルスタッペン、シャルル ルクレール、も子供の頃の時の写真には、シューマッハーがサインする時の瞬間がおさめられています。
個人的には、現在HAAS所属の息子、ミック シューマッハがルーキーイヤーで活躍中です。明日はハンガリーグランプリ、シルバーストーンではメルセデスに6連勝がかかったグランプリを奪われましたが、HONDA、また表彰台目指して頑張って欲しいです。セナはともかく、プロストとシューマッハーの評価が定まるにはもう少し時間がかかるでしょう。某TV局はプロストを悪者に仕立てることでセナプロ対決と視聴率を盛り上げた。シューマッハーの一番の功績は、イタリア人に壊れないことの大切さを認識させてマシンに反映したことだと思っています。F1マシンの完走率が上がりチャンピオンになったあたりから、市販車も壊れなくなりました。
それはともかく、アンダーステアを極端に嫌うシューマッハーのドライビングスタイルは衝撃でした。F1キャリアの大半がターボだったセナプロと、NAだったシューマッハーの違いはあるにせよ。シューマッハは「皇帝」のイメージの如く、チーム内にナンバーワン体制を敷き、正確かつ冷徹な容赦ないドライビングで、良くも悪くも人間的な部分がよく見えない。唯一の例外は二千年のイタリアでセナの勝利記録に並び、記者会見で質問を受け、涙が堪えられなかった場面くらいだったように思う。そうしたシューマッハの人間的な部分が見える映画とはファンとして見なければいけない義務感に駆られる。
ファンとして思うところは、セナプロ時代とシューマッハは断絶があることだ。プロストがウィリアムズから復帰し、チャンピオンを獲得し、翌年にセナがウィリアムズに移籍したわけだけど、セナはサンマリノのタンブレロで事故死した。シューマッハは次戦のモナコでポールを獲得したけど、実は初めてのポールだった。シューマッハはセナという王者を倒せないままで、シューマッハの時代が始まった。セナプロ時代は前年のオーストラリアの表彰台で終幕したわけで、ファン的にセナとシューマッハを同じ土俵で比べることに違和感を覚える。