松山英樹、金メダル見える2位で最終日へ 「いい位置で終われたので、明日やりきるだけです」
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今日は松山の金メダルを期待です！
会場は、霞が関カンツリー倶楽部。名門中の名門です。
あまりゴルフに詳しくない方のために少し解説します。
場所は埼玉県川越市にあります。１９２９年に埼玉県入間郡霞が関村で開場したことが名前の由来です。
トランプさんと安倍さんが一緒にプレーしたのも霞が関カンツリーです。
会員になるためには、最初の３年は８００万円で週日会員（日曜プレー不可）になり、その後霞が関に相応しい人物と認められたら４００万円払って正会員になれます。
他のゴルフ場の会員権は市場で売買できますが、霞が関は売買も相続もできません。要するに１２００万円は払い切りです。
また、お金があれば入れるというものではなく、正会員の推薦を受けた上で、理事会で承認が必要。理事会メンバーとの面接を兼ねたラウンドも行われます。基本的には芸能人のような方の入会は難しいです。
正会員になった場合は、その方の経歴がクラブハウスに掲示されます。
中継を見ても分かる通り、日本的な趣のある素晴らしいコースです。
一方で、霞が関カンツリー倶楽部は「変われないゴルフ業界」の象徴のような存在でもあります。
オリンピックの会場選定にあたり、霞が関が女性会員を認めていないことが問題になりました。
今は女性も入会できるようになりましたが、会員の間ではそこまでしてオリンピックをやってもらう必要がないという意見があったようです。
ドレスコードも極めて厳しく、来場時のジャケット着用はもちろんのこと、プレー時のウェアについても厳しいルールがあり、派手な色彩のものやデカデカとロゴが書かれたウェアはNGです。迷彩柄のウェアを愛用している私などはビジターでも入れていただけません。
会員の平均年齢は７０代の前～中盤ぐらいではないでしょうか。
若いIT系社長などは霞が関のような堅苦しいコースには入会したがらない方が多いからです。（入れてくれないかもしれませんし…）
プライベート倶楽部である以上、外野からとやかく言われる筋合いはないと思われるでしょうが、この素晴らしいコースを後世に引き継ぐには色々と課題があると思います。
ゴルフ人口が急減する中で、名門である霞が関が変わることも必要なのではないでしょうか。
注目のコメント
日本選手にとってホームとも言える霞ヶ関で金メダルなるか？
別の記事に書いてありましたが、
「メジャーだと優勝しか評価されないが、オリンピックだとメダルの権利は3位まで嬉しいことがある」
なるほど。確かに。かすみ(霞)、ゴルフ好きの方々には行けそうで、行けない、関東の名門コースのひとつ。こちらの会員はなかなかというか、かなりなれません。
若手ゴルファーにとっては、甲子園のようなコース。
プレイできるだけで、込み上げて泣くゴルファーもいるくらいです。
でも、昨今のゴルフ事情と、人口減を考えると、経営とかも変えていく必要はあるかもしれませんね。
それにしても、調整がままならぬ状態での今大会での2位、世界の松山英樹、全英オープン不参加の代わりにはならないかもですが、金メダルとっちゃってください。
