【新教養】今こそ、資本主義を考え直す
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資本主義はモノ・サービス・テクノロジーの発展に対してはとても効果的なルールですが、その中で生きる人の幸せと相関的であるかと言うとそうではないです。
それは、先進国でも幸福度が低い国が多くあることや、資本主義によって貧富の差が広がっていること等からわかります。
私たちは古代に比べて3倍近くの時間、労働をしていますがそれによって本当に幸せになったのでしょうか。
すでに十分豊かである先進国においては、これ以上資本主義により豊かさを追求するのではなく、他に重要視することがあり、そのためにルールを変えていく必要がある、ということを認識するタイミングに来ています。
注目のコメント
今週は、Quartzの1つのテーマを深堀りするシリーズ「Obsessions」からあり方の問われる資本主義について迫った「Fixing capitalism(https://qz.com/on/fixing-capitalism/)」から注目の論点を解説やチャートとともにお届けします。
トランプの台頭、そしてアメリカで巻き起こる「ソーシャリズム」にも近い若者のムーブメントの裏側には、旧態依然の資本主義への疑問符が存在します。このジレンマをいかに超えることができるのでしょうか?
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戦前や戦争直後のルールがいまだにまかり通っています。生活困窮者に対する制度も、欠陥だらけ。コロナパンデミックで本当に困っている人を救済できていません。
政府も地公体も企業も、そして個人も、俊敏に時代適応できる体質に変える必要がありますね。現代の経済システムを支える資本主義は格差を促し、現代の社会システムをつくる民主主義は平等を唱える。根本的に両者の思想としての相性は良くない。
そういう意味で、ダボス会議でシュワブ氏が唱えた才能主義(talentism)という考え方は興味深い。資本という概念をもっと拡張的に前向きにとらえているように感じます。
前世紀に生み出されたGDPを唯一の尺度とし続けることにも限界が訪れていくのかもしれません。新たな目標を見出す社会的ビジョン、新たな尺度となる社会的バランススコアカードが求められるように思います。