「養鶏AI」導入の壁。SaaSビジネスが突破口になる
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ブロイラーならかなり大規模に工業化されているのでAI化の恩恵も初期投資も可能。銘柄鶏もそうかも。
一方、地鶏。JAS規格では血種や飼育面積の縛りに加えて飼育期間が75日以上と定められている。75日くらいの鶏種もあるものの、オス120日、メス150日という鶏種もある。長くなれば長くなるほど、病気や怪我による死亡率も高まるのと、飼料にかかるコストや販売価格に関わる増体・味のこともあり、もう少しAIなどが入るといいのにとは思っていたが、面積や病気の問題もありあまり大規模にできないことから、なかなか投資体力も難しい状態。
加えて地鶏は都道府県ごとであれこれ取り組まれているためなかなかその境界を越えた取り組みに広がりにくい(一部はもちろん越えてる部分はあるが)ということもあって悩ましいが、いい記事を読ませていただいたので、少し動いてみる。養鶏>養豚>養牛の順で、群での管理が一般的なので、AIとの相性はいいはず。ただ、群管理が進むほど、コスト管理はシビアになっていくので、投資対効果も求められますね。
ただ、「AIを使ってアニマルウェルフェア(動物福祉)の根拠を示せば海外主導の飼育基準に振り回されず、動物福祉と経済性を両立できる」はこの記事だけではよく分かりませんでした。
日本の飼養管理は他の国とは異なります。例えば、鶏肉の場合、海外では「少ない餌で効率よく肥らせる」ですが、日本は「十分な餌で効率よく肥らせる」です。【備忘メモ】
・養鶏など畜産や農業に新技術を導入するにはコストが壁になる。そこで導入のしやすいSaaSのモデル化が注目される。
・日本が得意とするきめ細かい飼育ノウハウを(AIでモデル化することにより)海外に販売することも可能となる。
->Animal welfareの考え方が進んでいる欧米に受け入れられやすいと推測される。