小池知事「ですから、五輪はステイホームに一役買っている」 尾身会長の懸念を否定 :東京新聞 TOKYO Web
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百合子たん❤の発言なのでもう条件反射的に「なにゆうとんねん?」と言いたくなる気持ちもわかないでもないのですが。わたしもそうですから。
でも今回の発言は百合子たん❤がまあまあ正しいです。そしてそれがまあまあ正しいからこそ「飲食店への規制」という東京都の政策と矛盾することになるわけで。この点では百合子たん❤はぜんぜん正しくないです。
説明しましょう。
わたしは外食屋です。なので大きなスポーツイベントが開催された際の売上動向についてはよく把握しているほうです(というか世間がお祭り騒ぎになって売上が上がると踏んでいたのに逆に下がって「焦った」というのが本音です)。
実は前回のリオ五輪のときもラグビーワールドカップのときも開催期間中は飲食店の売上は居酒屋だけでなく全体で売上が昨対比でがくんと下がったんですよ(興味のある方はフードサービス協会のHPで数字をご確認ください)。
夏の甲子園の高校野球の真っ盛りの時期にも飲食店の日中の売上は下がります。小売業でいわれる「にっぱち(2と8)」という言葉をご存知ですか?「2月と8月は人出が減って商売が厳しい時期」という意味なんですよね。そもそも夏場は厳しいんです。
夏場は人出が減る。しかもみんな自宅で感染…じゃなくて自宅でオリンピックを観戦する。ましてやリオ五輪と違って今回は本国開催なんですよ?つまり人流は確実に減る。飲食店にとっては逆風なんです。今回のオリンピックについてもいずれデータで確認できるでしょう。
さらに現在の(今日の)感染者数とはほぼ10日前の感染を示す数値です(なお専門家会議ではそれよりちょっと緩くて「2週間前」の数字だと明言していますけど)。オリンピックは開催して6日目ですから現在の感染者数とオリンピックの開催とは直接的にも間接的にも因果関係はありません。
どうしてもオリンピック→感染者数に結び付けたいマスコミの論調に世論がなし崩し的に引き摺られていないのが救いです。
百合子たん❤が記事のようにおっしゃるのであれば人流は減っていて飲食店への入店も減っているはず。だとするとむしろ「人流→感染者を減らすために飲食店への締め付けを強める」という東京都の現行の政策がほんとうに妥当なのかどうか。それは疑問です。百合子たん❤自ら検証していただきたいと思いますね。
そうでないと矛盾ですよ?
注目のコメント
五輪を「開催した自分達の手柄」みたいに言わないで下さい。そもそも家で観戦せざるを得なくなったのはあなた達のせいでしょ。不細工な結果オーライなんだから。
しかし、今時のTVの視聴率がどうかとか…。
どこの業界人ですか。
都民はそんな知識をリーダーに求めていません。
都知事は都民のためにもっと勉強すべきことがあるはずです。オリンピックによって明らかに人出は減ってます。ソフトボールのTV視聴率が世帯で46%もあったそうですが、それに加えて僕のようにストリーミングで見ている人もたくさんいるわけで、どう考えたってその時間の人流の抑制になっていることは間違い無いでしょう。それに対して、科学的な反論を聞きたいです。
オリンピックと今の感染を結びつけるのは、どういう科学的の推測ができるのか知りたいです。尾身氏の見解とは違ったまま。でも、エビデンスについて問われると、記者に「分析していただければ」と逆にお願いする…。異なる見解のままでは、国民も分かりづらく行動変容につながりません。