ミャンマー、2週間以内に人口の半分が新型コロナ感染も=英国連大使
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今、ミャンマーについて、私の仕事上は、「ミャンマー・ビジネス・リスク・ウォッチ」という情報モニタリングサービスを執筆したり(ご関心のある方はお問い合わせください)、個別の調査があったりと、比重がとても大きくなっています。
毎日、ミャンマーに関する情報を英語、日本語に加えて、ミャンマー人の同僚が集めて英語で抄訳をつけてくれるミャンマー語ニュースでみていますが、コロナの状況は非常に厳しいの一言です。先週から中国が無償提供したワクチンが届き始め、また、ロシアも供与を決定しています。それでも、数百万回分であり、ミャンマーの人口を考えればまだまだ足りない状況です。
軍が率いる国家統治評議会(SAC)は、指定する病院以外での治療は正式なものとして認めず、在野で医師等の医療サービス従事者がコロナ治療や予防に奔走をしていますが、すでにSACにより逮捕や殺害された事例が発生しています。ここにはさすがに大義がないのではないかと思われます。
一つ注意しなくてはいけないのが、コロナの状況が極めて厳しいことが確かである一方、それ以外の情報について国営メディアは報じなくなっていますし、現地独立メディアや外国メディアもコロナの比重が増えて、SACの動き、中露といった外国政府、そしてミャンマーでビジネスをする外資企業の情報が見えにくくなっています。が、これは、色々なことが止まっていることを意味しません。警告はそうならないための警告であって欲しい。
そう願う一方、昨今の医療崩壊で身近な人が倒れていく姿を毎日毎日見せられている。
微力は無力じゃない。
世界中から一人でも多くの方にそれぞれができる事でご支援頂きたい。