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業績絶好調の裏に「脱・商品起点の発想」、ソニーGの勝本CTO

日本経済新聞
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  • 製造業 Marketing Manager

    言うは易く行うは難し。

    (以下記事抜粋)
    でも、その後は環境が変わりました。デジタル化の波が押し寄せてソフトウエアの重要度が高まり、価値の主体が商品を買うことから、体験することへ急速に変化していきました。

     その流れの中で、ソニーはなかなか変われなかった。やはりヒット商品の大量生産と大量販売のやり方で成功し過ぎたため、商品を起点に発想する癖がなかなか抜けませんでした。どれだけヒットを飛ばすか、大量に売るかで会社全体が成り立っていて、組織もCTOもその考え方から転換できていませんでした。

     せっかく音楽会社も映画会社も持っていて、さらに生命保険も銀行もあって、多様なポートフォリオを2000年当時に完成していたはずなのに、全然そちらに頭が切り替わらなくて、10年ぐらいは必死にもがいていたと思います。

     やっと変われたのは、平井一夫(現シニアアドバイザー)が社長に就任してからです。戦略をデジタルコンテンツ中心に方針転換したことで劇的に変わり始め、サブスクリプションを含めて、継続収益を得ることを目的としたリカーリングのビジネスモデルを実践できるようになりました。

     リカーリングやサブスクリプションになると、年の始めの段階で、その年のビジネスがある程度見えてきます。商品主体の場合は次の年に何台が売れるか、ヒットするかしないかに影響されて、予測できない部分があるのとは大きく異なります。

     平井が言っていたことは、当時は全然分からなかったのですが、今になってみると非常に安定感のあるものだと理解できます。この10年で、ちょっと立ち止まって考えることができるような事業構造に、徐々に変わってこれたのだと思います。

     実は5~6年前までは映画や音楽、ゲーム、金融などの分野は、あまりR&D活動とリンクしていませんでした。しかし、平井が言うようにすべての商売の元がデジタルデータに変わったということに気づいてからは、デジタルデータからR&Dを考え直し、CTOとしての今に至っています。


  • バッテリー スペシャリスト

    ソニーのCTOにして当時はリカーリングやサブスクリプションの意味が理解出来なかったと告白している興味深いインタビューですね。

    ただし日々の糧が得られるようになったソニーだからこそ、拘りまくったプロダクトを発表することも求められるのかもしれません。その際には技術への拘りではなく、スティーブ・ジョブズのような利用者目線での拘りと驚きや発見に満ちたプロダクトなんだと思います。

    ジョブズの遺産でもう十年以上恩恵を受けているAppleからもiPhoneのようなプロダクトは中々生まれてこない気もしますし、リカーリングの源泉となるプロダクト・プラットフォームは益々求められているようにも思えます。

    それにはアートやデザインといった表現型も必要ですが、それ以上に必要なのは人間に対する深い洞察で人間中心設計のような媚びたコンセプトでも無いでしょう。もしくはローテクだったりスローな技術のようなものも必要かもしれません。

    物理限界を突破することだけが技術開発でも無いと思うので、ソニーには驚くような着眼点の製品を開発していって欲しいと願います。

    個人的には電子ブック端末にもう一度チャレンジして貰いたい。Amazonには本に対する愛を感じないので、Kindleも面白味に欠けますし、コンテンツの活用も殆ど進んでいないように思えます。素敵な読書体験と驚くような発見が出来るような読書端末を是非作って下さい。


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