4府県に緊急事態宣言へ 東京・沖縄も延長 8月31日まで
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効果をなさなくなっています。けれどこれしか策がない。
諦観がないとやっていけないように思うし、共存する方向に完全に舵を切るしかないように思います。
注目のコメント
緊急事態宣言という言葉は、昨年5月頃にはたしかにインパクトがあったが、度重なる発令の結果多くの国民にとって「緊急性」が感じられないものに成り果てたと感じています。
それだけでなく、度重なる発令とその都度行われる説明は、感染症予防に注意して暮らしている多数の国民に「敗北感」(こんなに努力しているのに、毎回お前はダメだと言われているような感覚)を植え付けてしまっているとも感じます。
人間は「承認欲求」を持つ生き物です。今までのやり方は(無視を含む)「逃避」行動を助長してしまうというのが私の懸念です。
今までと同じではダメで何かやり方を抜本的に変える必要があります。東京と沖縄はすでに緊急事態宣言に入っていましたが、それでもデルタ株の急拡大には追いつけていません。政府や自治体のメッセージも届かなくなり、すっかり宣言もさびついてしまいました。しかし、ワクチン接種はまだまだ道半ばで私自身も一回目が終わったばかり。次は8月下旬です。
ゆるめていいタイミングではなく、私たち1人ひとりもいまいちど、油断しないよう引き締めないといけない局面だと思います。日本は強制力をもたない要請ベースを基本としたやり方でここまできました。これが最後であってほしいという思いで、医療崩壊は避けなければなりません。NHKスペシャルのまとめ記事に、日本の医療逼迫の根本的な原因について解説があったため抜粋しておきます。
「新型コロナウイルスが、国内で初めて確認されて500日あまり。病床のひっ迫が繰り返され、入院できないまま命を落とす人が相次いできました。病院・病床ともにOECD加盟国の中で、最も多い“医療大国”日本。
しかし、新型コロナのために確保できている病床は、わずか4%。ひっ迫を繰り返してきました。病床確保に奔走してきた自治体は、この1年、厳しい現実に直面してきました。
戦後、誰もが日常的に利用できる医療体制をめざしてきた日本。病院や病床が増え続けた一方、結果として、医師や看護師などの医療資源は分散。パンデミックに、速やかに対応できる体制ではなかったのです。
一般病床に療養病床なども加えると、数は全国で150万床。病床が多く医師や看護師が分散する日本の医療体制は、「低密度医療」とも呼ばれています。
日本の病床1つあたりの医師数は0.2人と、海外と比べてきわめて低い水準となっています」
ソースはこちらです↓
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pBQ5Oo2r5B/