米アラスカ沖で地震、M8.2 津波発生の可能性
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高校生の時にシアトルの米国人宅にホームステイしていまして、お父さんはアラスカで毎夏、漁師さんをされていました。個人的なコメントですが、とても心配です。日本には津波の影響はないようですが、西海岸の沿岸都市への影響も無いことを祈念しています。
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アラスカ半島の南、太平洋プレートが北米プレートに沈み込んでいる場所で発生した地震です。今回の地震は米地質調査所によると規模がMw8.2、深さが32㎞で逆断層型と解析されていますので、まさにプレートの沈み込みによる地震であったと考えられます。近くでは昨年7月にもM7.8、10月にM7.6の地震が発生していますので関連する活動なのかもしれませんが詳しいことはわかりません。アラスカ付近はプレートの沈み込みにより日本のように地震の多い場所となっていますが、それでもM8以上は1986年以来ですので久しぶりな印象です。
プレート境界での逆断層型の地震ということで津波が心配されますが、日本時間18時に出た情報ではアラスカ周辺の高いところで20㎝程度の津波を観測している程度ということで、アラスカ沿岸に津波注意報は出しているものの、警報は解除されました。日本沿岸でも大きな津波の心配はない見込みということですでに気象庁からも情報が出ています。
アラスカの地震といえば、1964年3月にMw9.2の巨大地震が発生し、津波や液状化により多くの被害を出したことが連想されます。日本でも1m以上の津波を観測していました。今回は大きな被害はなさそうですが、太平洋の向こう側でも地震と津波が発生しますので、普段からの備えが大切です。