”国民総消毒時代”に見えた大阪老舗企業の新たな戦略
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注目のコメント
植物油・洗剤メーカーであるセッツの衛生管理事業について、詳しく記されています。
ウイルス研究に関するアカデミックな記述も多く、除菌・ウイルス除去に関する理解が深まりました。
以下、特に学びになった箇所の引用です。
>“ウイルス”と一口に言っても、アルコールですべて除去できるわけではない
>ウイルス対策を謳う製品のほとんどは、実際のウイルスの代わりにネコやネズミで培養した代替ウイルスを使って効果を検証している場合が多い
>一般に利用されているネコの代替ウイルスは酸に、ネズミの代替ウイルスはアルコールに弱いが、人間にしか寄生しないウイルスは酸にもアルコールにも強いので、代替ウイルスに効果があっても、必ずしも対象とするウイルスに効果があるわけではないウイルス対策を謳う製品のほとんどが、実際のウイルスではなく、
代替ウイルスを使って効果を検証している場合が多いという事実に驚愕。
そして、そうした検証結果で開発された製品でも、
区別なく同じように店頭に並んでいるかと思うと、
商品をよく知りもせず安易に信用することは怖い....
一般消費者にはなかなか知ることの出来ない業界の事実ですが、
自ら自発的に身を守らなければならないコロナ禍では
正しく情報を収集し、正しいもので、正しい対策をしなければと
一つ勉強になりました。食品会社の古き良きところを残しつつ、新しい研究に取り組むところがセッツです。
ちゃんと代替ウイルスではない本当のウイルスを使ってエビデンスとっているのは、なかなか真似出来ないことですよ!