バイルズの棄権で米女子体操が得た金メダルより大切なもの
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シモーン・バイルズについて続報。この記事ではアメリカのメディアが問題にしている部分がまとまっていますが、今日聞いたNYTポッドキャストでは、チームドクターの性的虐待問題で彼女が米国体操協会に対する深い恨みを持っていたことが語られています。
https://www.nytimes.com/2021/07/30/podcasts/the-daily/simone-biles-tokyo-olympics.html?rref=vanity
選手を守るのがその仕事であるはずが、メダルをとるために選手を犠牲にしている、という主張です。そして、東京オリンピックへの出場は、実はすでに体力的には限界に達していたにもかかわらず、「彼らを見返してやるため」という動機でかろうじて頑張っていたとのこと。だとすると、オリンピックで棄権するという行動は、最大の効果をあげたことになります。流石に、最初からこうしようと思っていたのではないと思いますが。
スキャンダルとしてではなく、露出過剰なウェアへの批判なども含め、「ショーとしてのスポーツのあり方」への疑問をとして、ピックしておきます。
