ミャンマー、クーデターから半年 犠牲者は930人超に
朝日新聞デジタル
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この「犠牲者930人」というのは、デモの参加者や単なる通行人、自宅にいた人などで、殺害が確認された死者の数です。これ以外にも死者ははるかに多くいて、以下のような人たちがいます。
・遺体が軍に持ち去られるなどして、死亡したかどうか確認できない人たち
・獄中で殺害された人たち
・国民統一政府側の国民防衛隊をはじめ、各地の武装抵抗運動で国軍との戦闘の結果死亡した人たち(国軍側もあわせると、数千人が戦闘で死亡していると見られます)
それから、一番多いのは新型コロナウィルスの死者です。国軍の公式発表では、最近の1日の死者は400人程度ですが、現在のミャンマーでは、医療を含め行政が機能していないので、実際の死者数は誰も把握していないです。死者数は1日3千人程度出ているのではないか、という見方が多いです。
死者数はどんどん増え続けていて、人口5千万人のミャンマーで1か月で10万人、1年で100万人程度は死亡してもおかしくありません。新型コロナウィルスというのが、ろくな医療も感染防止策も無ければどのくらいの被害がでるのか、ミャンマーでは実際に起きています。
国軍によって医療を含め行政がほとんど機能しなくなったので、新型コロナウィルスによる死者についても、国軍に相当の責任はあるでしょう。
注目のコメント
歴史を振り返ると、国の末期的症状は自国民を殺害する様になること、中国、ロシア、カンボジア、日本も戦中そうでした。自国民を守ることもできない政府がゴリ押しして運営などできるはずもないのです。みんながうまくやるためにはどうすればいいか指導者は考えなくてはなりません。力によって抑えるやり方は時代錯誤です。