未経験からITエンジニア「転職する前」に知っておきたい3つのこと
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「コードを書く=プログラミングができる」ことは、「(例えばC)言語が話せること」という言語スキル(手段)です。
「日本語を話すことができる」ということと、「価値や感動を生む話ができる」ことが全く別物であるように、「コードを書く」ことは必要条件にすぎません。
大事なことは、やれと言われれば「コードを書く」こともできるが、それ以上に「何をつくるべきか?」という問いを立てられる力や、「全体像を把握する」ための抽象化のスキルを磨くことだと思います。
たとえて言えば、「良いソフトウェアをつくる」ことは「良い手紙やメールを書くこと」と似ています。
もちろん、「正しい日本語(や英語など)」であることは必須条件ですが、「正しく伝えられる」ためには、「簡潔さ、構造化、論理性」といったスキルが必須になるのと同じです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
転職エージェントをやっていると、24〜31歳くらいの方から未経験でITエンジニアに転職したいと相談いただくことが多いと感じています。
IT人材が不足する未来が見えている中で喜ばしいことですが、動機とその時点でのリテラシーに対して企業が「未経験枠とみなさない」判定を下してしまう、ミスマッチが生まれている点が問題です。単純に個人が悪い、企業が悪いということではなく、企業が欲しい未経験枠に、完全未経験者が当てはまらない不都合が生じています。「コミュニケーション能力」に話すチカラも聴くチカラも質問するチカラも含まれているようなニュアンスと同じですね。
志望する人材のバックボーン、金銭的余裕、思考性もろもろを鑑みまして、完全未経験者が転職前に行うべき準備は3つだと考えます。
①:スキル=待遇であることを覚悟して、SES形態での労働で修行を積む覚悟(ラクできるなど思わない)
②:エンジニア=開発をイメージするなら、フロントエンドの基礎言語→バックエンドの1〜2言語を極める前に、何を作りたいか決める
③:Youtubeの無料講座でスキルアップが望めなくなったらUdemyや少額サブスクで勉強(手取り足取りを期待してスクールに依存しない)
本職エンジニアの知人らが口を揃えて「甘い世界じゃねーぞ!」と言うので、リモートワークや手に職の世界に憧れだけ持って地に足がついていないと、ボコボコにされて嘆くことになりそうです。
個人、企業、クライアント、同僚、全方位に対してマイナスで見ていて切ないので、海外旅行に行く前に旅行英会話だけ学ぶ…くらいの心構えは必要なんじゃないかと思います。JobPicksに投稿された経験談をもとに作るJobPicks Voice、今回は人材不足が叫ばれ続けるITエンジニアに、未経験から転身を目指す人に向けた「先輩の教え」です。
転職市場での求人倍率は、全体平均の数倍。新卒採用でも高度なスキルを持つ学生には破格の給料を提示する企業が増えるなど、SEを含むIT・Webエンジニアは「当面需要が減らない仕事」として認知されています。
ただ、当然ながら、未経験からエンジニアに転身するには、高いハードルが待ち構えています。私の周囲で未経験→エンジニアになった若手社員を見ても、プログラミングはもちろん、さまざまな勉強を「実践」を通じて行っていた印象が強いです。
そこで本稿では、異なる職種から転身したソフトウェアエンジニアの体験談や、新卒入社してまもない方々の声を通じて、プロとして成長するには何が必要か?を読み解いています。
記事の最後には、先輩エンジニアたちがおすすめする入門書も紹介しています。未経験者だけでなく、多くの若手エンジニアにも役立つ経験談&選書が満載です。「めんどくさがり」ってエンジニアの条件ですよね。
"エンジニアの三大美徳「怠慢(Laziness)」「短気(Impatience)」「傲慢(Hubris)」"
現状に疑問が持てるかどうか。