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昨年の今頃の海外メディアが「新型コロナ禍によるGDP縮小を取り戻すのに何年かかるか」という試算を行い、日本は2027年と先進国中ダントツに遅いとされました。
この頃は、「日本は完全ロックダウンもせずに他国より感染数が大幅に低いのに何ごとか」と日本の様々な方が不満を漏らしていましたが、要因は異なるものの、図らずもこれが現実になりつつあります。
既に日本は先進国ではなく「中進国」などという自虐的なコメントも聞かれるようになりましたが、ここで再びレジリアンスを発揮し成長を取り戻したいものです…
ちなみにこれは日本株および円の1人負けという形ではっきり図に示すことが可能です。ワクチンを打とうが打つまいが、新規感染者だけにフォーカスして消費投資を縛るわけですから、成長する芽は今のところなさそうです
他国と異なり、1日当たりの新規陽性者数が1万人もいかないのに医療現場がひっ迫してしまう国ですから、仕方ないでしょう。
以下は人口100万人あたりの陽性者数の推移です。各月の1日当たりの平均を取りました。日本、米国、英国、フランス、ドイツの順で並んでいます。
2020年 3月 0.44人、14.32人、14.30人、21.13人、24.03人
2020年 6月 0.46人、86.62人、14.56人、 5.54人、 5.13人
2020年 9月 4.00人、120.29人、74.78人、146.67人、18.81人
2020年12月 21.34人、610.49人、433.77人、182.39人、258.73人
2021年 3月 10.31人、173.46人、79.53人、402.51人、142.42人
2021年 6月 11.79人、39.47人、145.33人、47.70人、18.88人
昨年の超過死亡が50万人、10万人といった単位で増えた欧米諸国と、逆に2万人減った我が国との極端な違いは明らかです。欧米がパンデミックであったとしても、この数字を見る限り日本がパンデミックにあったとは思えません。
その中で日々陽性者数が喧伝され医療崩壊が叫ばれて、昨年の日本のGDP、つまり政府と国民が分けて使える日本の所得が欧米並みに落ち込んで、その回復も今なお厳しく要請される活動自粛で欧米より遅れると見られているのです。何か変だと思いませんか (・・?
年前半の経済活動は下振れましたが、エコノミスト予測を集計したESPフォーキャスト調査によれば、年後半の見通しは上方修正されています。それでも、年前半の落ち込みを取り戻すことができない見通しという姿だと思います。
毎日、感染者数の増減に一喜一憂し、死者数が諸外国と比較して少ないことには触れず、「感染者は増加傾向にある」という説明が伝家の宝刀のように拡散し、毎日、ワイドショーでとりあげられ、「不安増幅を放置している菅政権、行政当局の不手際」との解釈が全国に拡散している。そして、経済活動が萎縮してしまい、IMF予測の日本の成長率は下方修正されるに至った。
やはり、ワクチンを接種した方々から、職場復帰や社会経済を戻す事が必要とされる警鐘かもしれません。

当面はハイブリッド型が必要かもしれませんが、せめて移動の概念が以前のように戻る事となれば、まず、間違いなく旅行というトレンドはあらゆる世代において、距離は違えど、留守にする事も増え、観光業と小売、飲食へと波及するのではと思います。

労働のあり方が再定義されますが、個人的には引き続き毎日手を動かし、リスキルを重ね、一日も早く社会貢献し、前進し続けたいですね。
IMFが27日発表した世界経済見通しで、2021年の日本の実質成長率を2.8%とし、4月時点の予測を0.5ポイント下方修正しています。
今年が変極点なのかもしれませんね。