米、イラクでの戦闘任務を年内終了へ バイデン氏発表

コメント

選択しているユーザー

• 薬師院 仁志

  帝塚山学院大学 教授

  ・2021年07月27日

  そもそもの現実として、今の米軍はもはやイラクで大きな役割を果たしていない。ただし、バイデン政権は、2011年の撤退時のシナリオの再現、すなわちテロ組織の台頭を許してしまう政治的リスクを負うことになる。

注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2021年07月27日

  中国に追い抜かれることがないように、バイデン政権は外交、軍事、経済分野のすべての資源を集約し効率化を図っている。そのためにイラク安定に積極的介入し続ける余力はない。そしてイラクでの戦闘任務を年内終了する。
• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2021年07月27日

  アフガニスタンに続いてイラクからも撤退。ブッシュ政権時代のネオコン的介入主義を否定し、世界の警察官としてのアメリカの役割を完全に放棄するという姿勢。イラクの場合は国会も米軍撤退を求めている。イラクに駐留し続けることで逆にシーア派民兵の標的になり、イラク国内の不安定化を進めることにもなっているだけに、アフガニスタンとはかなり事情が違う。