デジタル決済、勝者なき消耗戦 グーグル参入の衝撃
日本経済新聞
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5年程前中国へ行った。wecatpayが既に世の中を席巻していた。その後数年してpaypayが日本で流行した。
似て非なる物だと思った。wecatpayはただの決済手段ではなく、コミュニケーションツール、遊びツールとしての側面も持っていた。
街で見かけるQRコードを集めたり、それがまたクジになっていてみんなQRコードを見つけてはそれにかざしていた。旧正月には、紅包というお年玉をゲームにし、例えば上司が一万円をチャットグループに投げると、先着順でお金が振り分けられる仕掛けが出来ていた。
日本の各種決済ツールはどれも便利さしか提供出来ていない。お金に対するネガティブな印象も手伝っているのだろうが、「使ってみたい」がない。ただただ便利なだけ。面白みがない。
Googleが何をしてくるかは分からない。でも同じアプローチはしてこないだろう。本当に恐ろしいのは、Googleが来る事じゃなくて、クソ真面目で面白みのない決済ツールしかない事だと思う。金融機関に限らず大企業は収益基盤を守るために常に自前主義になりがちです。
Cash Cow(金のなる木)を大事にすることも経営上重要ですが、Star(花形商品・事業)の戦略的育成を考えないと企業は成長性がないですよね。
言葉では分かっていても、実行できるかどうかがキーポイントだと思います。
日本の金融企業も今時当たり前になってきているAPIを提供して、日本のスタートアップと色々なコラボをして外資にやられているのではなく、日本企業同士で成長していっていただきたいですね。