ヤマト、巣ごもり特需が覆うコスト高構造
日本経済新聞
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労働体制の改善と人件費の抑制のトレードオフの話.経営や投資側から見れば待遇改善はコスト増要因ですし,厳しい話だなあと思います.一方,コロナ禍の前から,宅配便業者の人手不足は需要増によるので,待遇を改善しながら売り上げを増やしていくことは不可能な話ではなさそうです.ぜひこの局面を突破してもらいたいです!
また,運賃上げるのもやはり重要だな,と思います.ヤマトと佐川(SG)の比較で面白い。
人件費率は注力商品の違い、それの単価への影響など。一方で、宅配便については寡占市場。そのなかで、SGが収益性に注力していくと、シェアはどうなっていくだろう?シェアが上がる=効率を上げやすい側面もあるし、将来的な価格交渉力が増す可能性もある。
ただ、売上推移をみていると、過去数年間では佐川のほうが伸びている。あと稼いでいる方が再投資にも回せる。2社で戦略の違いがある中でどう出てくるか?