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【最前線】今、世界で勝てるのは「サイエンス」を学ぶ選手だ

NewsPicks編集部
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  • スポーツフィールド 元パラバドミントン選手

    球技などのゲーム系スポーツはさらに状況が複雑になります。
    スポーツ科学において、競技力とは心・技・体の3要素からなるピラミッドで表されることが多いですが、見落としがちなのは各要素が完全独立しているわけではなく、互いに複雑に絡み合っていることです。体力が向上したことで精神面に脆さが出たり、体力の低下により無意識に技術でカバーすることもあり、要素を分割してそれぞれを独立したトレーニングで向上させた後に足し合わせたとしても、意外と上手くいかないことも多いんですよね。

    サッカーではジョゼ・モウリーニョ監督が取り入れた戦略的ピリオダイゼーションという理論がありますが、そこではサッカーをカオスでフラクタルなゲームと定義した上で、心技体(さらにそれぞれが細分化)が複雑に絡み合った生命科学的な集合体と捉えています。
    バドミントンでも、日本ではスマッシュ・ヘアピン・クリアー等のストロークを教科書的に教え、アップでもそのような確認から入り(基礎打ちと言います)、それぞれの制度を高めることが多いですが、実際のゲームではコート内の空間を突く名前のないストロークの応酬となります。

    論理的な人ほど、各要素を分割する考え方に囚われがちですが、行き詰まった時は各要素がお互いに影響していることに目を向けることも重要だと考えます。


  • 先日新聞で、東京五輪で多くのメダルを獲得している柔道では、データを使って対戦相手の分析やコンディションの管理をしていると読みました。本記事にもあるように最大筋力を維持できるのが3週間と言われている中、テクノロジーを使って選手の高いパフォーマンスを維持しています。

    しかし今回取材をして最も驚いたのが、『これからさらに科学が進歩すれば、より「自分を理解する力」が勝敗を分ける』という谷川さんの言葉です。

    技術が発展すれば誰もが成長できると浅はかな考えをしていましたが、スポーツでも自分で考える力が求められています。ただ言われたことを行うのではなく、データを理解した上で自分なりに考えて行動する。やはりスポーツにはビジネスパーソンと通用する点が多くあるとこの取材を通して思いました。

    【追記】
    新記録の表を一部訂正しました。コメントでご指摘いただきありがとうございます。申し訳ございませんでした。


  • 株式会社インフォマート 戦略営業部 部長

    今大会一面白い記事!
    コロナ禍で試合数が減ったから新記録が出ている、ウォーミングアップより良い感覚を覚える方が大事、限界突破する為の根性論は必要、頭が良くないと自分の能力を最大限に伸ばす事はできない等、科学と情熱のバランスがなんともイマドキ。もっともっとスポーツ科学を知りたいと思いました。

    「コロナ禍で試合数が減少したことで、体調を整えられるようになった。コンディションを合わせて試合に臨めるため、新記録が連発しているのでしょう」

    「トップスプリンターはベストコンディションで実力の98〜100%、投擲や跳躍だと97〜100%を発揮できると言われます」「この2~3%のブレで、記録が変わってくる」
    →適当に言ってるパーセンテージではない事に驚き

    「走行距離とスプリント回数が同じでも、勝った試合より負けた試合の方が、疲労度がグンと上がる」

    「気候と痛みの関係について。雨が降って湿度が高まると、身体の内圧が上がり、筋膜が活動しなくなることが医学的に分かっています」

    「アップをしすぎると、身体が柔らかくなりすぎたり、末梢から様々な情報が入ってきたりしてしまう」「今、重要だとされているのは、練習で「良い感覚」を身体に覚えさせること」

    「トップレベルの選手でも、根性論は変わらず重要視され続けています」「心理的な限界を打破するようなトレーニングは、外からどう見えるかは別にしても、ある程度は積んでおかないと、練習と大舞台のギャップを埋められないでしょう」

    「選手がリテラシーを持ってデータを扱えるかどうかは、非常に大きい」「さらに科学が進歩すれば、より「自分を理解する力」が勝敗を分けると感じます」「因果関係を分析し、成功体験を蓄積していくことが、非常に重要」

    「サイエンスに正解を求めるのではなく、自分の頭で考えるための材料だと捉える」


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