バイトダンス、ニュースアプリ「今日頭条」のプレミアム版を開発中
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「今日頭条」は、Tiktokを提供しているバイトダンス社が開発している中国では定番のニュースアプリです。
スマートニュースのように様々なニュースをアグリゲートし、AI技術を用いて利用者の趣向に合わせてカスタマイズして自動表示します。過去には、不適切なコンテンツを表示し、当局からダウンロードを停止される処分を下されています。
スマートニュースと比べると、ジャーナリズム観点が弱く、利用者の閲覧量の最大化に振り切っている印象がありました。
世界的にもまだまだニュースコンテンツへお金を払うユーザ数は限定されていますので、中国でどのような動きになっていくのか注視したいです。
注目のコメント
今日頭条は、2012年に張一鳴によって設立されたByteDance社が、同年8月にリリースをした中国で最も人気が高い無料ニュースアプリです。
また、今日頭条は日本の「SmartNews」に似ていて、中国版SmartNewsと呼ばれることもあります。
異なる点は、ユーザーは自分のアカウントを開設して、そこで自身の観点をまとめた記事や動画を投稿することが出来るほか、各記事にコメントをすることができるため、SNSとしても利用されています。
個人ユーザーだけでなく、企業もアカウントを開設できるため、新聞社であれば自社の記事を投稿し、その他の企業もマーケティング活動のために開設をしています。
また、ユーザーの趣向に合わせてニュース記事を自動配信し、微信などのSNSでアカウント登録をすると、ユーザーの趣味趣向が分析され、ユーザーが過去に閲覧したWEBページや起こしたアクションに関連するニュースを中心に配信します。
パーソナライズされたニュースのレコメンド機能が最大の特徴です。