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児童文学作家の那須正幹さん死去 「ズッコケ三人組」の作者、広島市西区出身

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  • おおお…。ご冥福をお祈りします。間違いなく同時代のジュブナイルで最高の作家だと思う。初めて読んだ無人島ストーリー「あやうしズッコケ探検隊」から魅力に引き込まれ、タイムトラベルSF「ズッコケ時間漂流記」、ミステリもの「ぼくらはズッコケ探偵団」などで完全にハマり、「とびだせズッコケ事件記者」の真似をして壁新聞を発行するべく最寄駅の交番に取材に行ったこともある1980年代の小学生だった。基本的に自分が読んでたのは80年代の作品ばかりで、90年代の作品は読んでいないので那須正幹やズッコケシリーズの全貌を理解しているとは言えない。長く活動された那須先生の全貌が昔の読者に見えてくるのはまだまだこれからなのかも。

    さまざまなジャンルを横断しながら、常にただのジャンル小説には止まらないサムシングを提示し続け、今もって価値は減じていないと思うシリーズだが、中でも今もってコンセプトがスゲえと思うのは「ズッコケ山賊修行中」。いわば伝奇もの冒険小説にカテゴライズできる作品で、現代日本の田舎の山中に「土ぐも一族」というまつろわぬ民が秘められた地下コミュニティを形成しており、三人組がそこに囚われるという話なのだが、ヒチコック的サスペンスを繰り広げながら最後に行き着く結論のすごさ。おそらく自分が「多様性」「異なる価値観との遭遇」ということに初めて創作の上で行き当たったのはこの作品だったと思う。

    〈追記〉
    Takahashi Hiroさんにコメントを頂いたので、私がとても印象的だったくだりを…完全ネタバレなので、改行入れた後に













    土ぐもの里から脱出した三人組が助けを求めた先の駐在所の警察官が実は土ぐも側の人で、三人を里に連れ戻してしまうところが最も衝撃でした。警察官といえば秩序の代表で、助けを求めればもう安全のはずという認識が「ぐにゃあ…」ってなる。
    しかしこの後の、良かったのか悪かったのかなんとも割り切れない結末を受けて“土ぐも一族の世界には彼らなりの秩序と世界観が存在している”という(当時そんなうまく説明できてはないが)そういう認識の芽生えのようなものをもらった気がします。
    しかし今この本の感想をネットで読むと「土ぐもは誘拐カルト集団」「警官が裏切るとこが最悪」みたいな感想持つ人もいて驚き。そんな割り切りの難しいものとして那須先生は描いたと思うんだけどなあ。


  • 元ベンチャー経営者、現在JTCのGM サラリーマン

    僕の人生観は小学校の時に読んだズッコケ三人組に多大な影響を受けた。
    その後、子供が出来て毎晩読み聞かせて、子供も大好きだった。

    最近では中年になったズッコケ三人組が発刊されてたので楽しんでいた。中年になっても3人の冒険が続いていたり、ハチベイの実家の八百屋はコンビニになり反抗期の子供の扱いで苦しんだり、リストラにあって帰郷した相変わらずのモーちゃん、独身で童貞教師の博士は小学校時代の憧れの子とついに結ばれる。

    小学校時代謎のままで終わったいくつかの事件のその後も分かり、できれば老年になったズッコケ三人組も読みたかったのに。

    RIP


  • スポーツフィールド 元パラバドミントン選手

    ズッコケ三人組は小学校の図書室でいつも一番人気でしたが、私は那須さんの作品として、何でもない小学生の日常を描いた「ヨースケ君」がなぜか記憶に残っていて、隠れた名作ではないかと思っています。ご冥福をお祈り致します。


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