金星大気、夜間も観測 探査機「あかつき」成果―東大など:時事ドットコム
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今までは夜側の雲の流れを分析できていませんでしたが、探査衛星あかつきの到達によりデータが入ってきたことで分析できるようになりました。東京大学のプレスリリースにある動画を見ると、一見動きがないように見える金星の模様も、ゆっくり動きがあることがわかります。
金星は自転の動きが非常に遅く、昼と夜の入れ替わりが地球でいうところの季節の移り変わりに近い感覚があります。地球でも夏と冬でジェット気流の場所が大きく変わったり、今般問題となっているハドレー循環(赤道と極の間の熱のアンバランスを解消する流れ)の発達する場所が変わったりします。当然といえば当然かもしれません。
金星の大気力学モデルを作ることができれば、ゆくゆくは金星の天気予報もできるようになるかもしれません。その第一歩です。