AIドローン兵器が勝敗を決したナゴルノ・カラバフ紛争の衝撃 アゼルバイジャンが使用したトルコ製ドローンが開く新たな軍拡
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注目のコメント
ナゴルノ・カラバフ戦争でアゼルバイジャンが勝てた要因の一つにドローンの活用は入っていると思いますが、仮にアゼルバイジャン軍がドローンを持ってなかったら勝てなかったか、というとそういう感じは全くないんですよね。
戦争中盤以降、作戦の指揮はどうもトルコ軍が取っていたらしく、守りの堅固な山岳地帯を迂回して南へ大旋回し、カラバフとアルメニアを繋ぐ要衝シュシャを遮断するという作戦は見事でした。
戦争の勝敗は兵力、練度、運用その他によって決まるのであって、兵器の性能はその1ファクターに過ぎませんし、ドローンはその中のさらに1ファクターであるわけです。
あとナゴルノ・カラバフでアゼルバイジャン軍が運用したドローン、大部分はAI制御ではなくラジコンだと思います。
大活躍したトルコ製のバイラクタルは間違いなくラジコンですし、自爆徘徊型ドローンも果たしてどこまでAI制御と言える代物だったか。
戦争の話になるとこの種の技術決定論みたいなものが定期的に出てきますが、いつもちょっと距離を置いて見ています。