英オンラインストアの倉庫火災、原因は搬送ロボット3台の衝突事故
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「失敗学」を知らないエンジニアの設計のように感じます。
つまり、旧日本軍と同様「失敗した時のこと」=「コンティンジェンシープラン」を考えれば、ここまでのギリギリの設計は、メリットよりリスクが大きいので、やらないのではないでしょうか?
(以下、記事中から引用)
徹底した効率化のため、ロボットの最高速度は約4m/秒と速く、さらに隣り合うレールを走るロボットがすれ違う際のクリアランスは5mmほどしかありません。そのため、何らかの問題、たとえばレールから脱線したり、車輪の軸受け破損によって傾いて走行したりすれば、近くに来たロボットに接触してしまうことが考えられます。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
4m/secの動体の制御ですれ違いクリアランス4mmとはすごすぎる技術。このサイズ、スピードで重さによっては横ブレしたらあっという間に4mmとか行くので、よく今まで事故が起きてなかったとも言える。
ロボットはリポ電池を使うことも多く、リポは一回燃えると火柱が大きく上がるので、倉庫で起きれば火災を免れるのは厳しいだろう。
すれ違いクリアランスを開ければ回避できるなら、それをやったほうがリスクマネジメントになるのではないだろうか?
やったものだけが持つ知見とはいえ、火災はダメージが大きい。レール上を移動するAGVですか。
保管庫と走路を規格化すれば移動体をかなり単純化できるから、設計は良いと思いますけどね(良いというか僕好み)。
物理的にシビアに作りすぎたのと、障害発生時の移動体の挙動が残念な感じだったのでしょう。
トラブった移動体の周辺の機体は衝突回避しようとしたのかな?
物理的に間隔を広げるには移動体をスリム化するくらいしかなさそう。現実的に。
あとは障害発生時の(周辺を走行中の機体を含めた)挙動の見直しや機体が燃える原因の対策をしていく感じでしょうか。
燃えた原因は電池かな?(衝突して火が出るとは...?)
品物次第では建物内の酸素濃度を下げちゃうっていう手も...ないか(笑)動画を見ると、横倒しになったカラーボックスの棚のような上を搬送ロボが走行する仕組みみたいね。
格子状になった容器とレールが一体になってるから、隣り合った容器にアクセスするときは同じレールを共有することになる。
この構造だとこれ上の隙間を作ることは無駄な空間が生まれる事になるので難しそうね。