【ANA・JALに聞く】空飛ぶクルマ、事業化の「現在地」

コメント

注目のコメント

• 土屋 武司

  東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

  ・2021年07月26日

  制度設計について補足を．
  「空の移動革命に向けた官民協議会」が平成30年8月に立ち上がり，これまで7回ほど，企業，大学，研究機関，国交省，経産省が議論してきました．平成30年12月にはロードマップが提案され，その後，関係各社の討論を経て，2023年に地域限定で運航を開始することを目指しています．
  第6回官民協議会では，「実務者会合」，「ユースケース検討会」，「機体の安全性基準WG」，「操縦者の技能証明WG」，「運航安全基準WG」を立ち上げることが決まり，それぞれの議論を始めました．私は運航安全基準WGの座長を仰せつかっています．
  ちなみに，ユースケース検討会では，関西空港と大阪万博会場である夢洲の間を結ぶ運航が提案されました．大阪万博では会場上空の飛行を体験できるでしょう．東京湾，伊勢湾など，海上運航を中心に構想が挙がっています．2023～2025年の短期，2020年代後半から2030年以降の中長期に分け，各WGで必要制度の整備を始めています．
  私のいる運航安全基準WGでは，航空法と航空法施行規則の洗い出しを始めました．現行の航空法令下における運航についての課題を整理しています．
• 平井 啓一朗
• 遠藤 直紀

  株式会社ビービット 代表取締役

  ・2021年07月26日

  空飛ぶタクシーと聞くと、とても高額で手が届かなさそうな印象ですが、2025年の実用化時の最大距離の50kmで、目指している料金は2万円程度と、急いでいる時なら一考に値する程度の費用感です。
  
  東京都23区の東西距離が50km程度で、それが数分で移動できるならば価値は高そうです。