テック人材はキャリアやライフスタイルの見直しを検討中?--人材をつなぎとめるには
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私の会社では、毎年、国や業界毎に、働きたい会社とその基準、辞めたい人達の理由など様々な項目を「エンプロイヤー ブランド」として調査しています。
ITに限らず、年代や性別によってもある程度傾向があるので、面白いなと思います。
https://www.randstad.co.jp/ebr/about.html
注目のコメント
英国のIT人材の29%のみが、今後1年の間に今の職場に留まることを考えているものの、残りは他のオプションを探しているとのこと。私たちは日本企業のエンジニア採用の支援をして人材市場を見てきていますが、これは英国に限らず日本でも同じようなことが起きていると思います。
コロナが始まった当初は先行き不安から「とりあえず今の仕事を・・・」と転職に消極的な人が多かったです。最近になり、今の職場が今後フルリモートにならないと発表した、もしくはまだ決断を先延ばしにしているから、という理由で大手の高待遇の企業から年収を下げてもフルリモートのベンチャーに飛び込むエンジニアも出てきました。
本記事ではIT人材は柔軟な働き方、昇給、メンタルヘルスへのサポートを希望していて、それらが人材を繋ぎ止める鍵だとあります。給料は予算やビジネスモデルの関係で変更がすぐには難しくても、リモートやメンタルヘルスへの取り組みは経営ポリシーが確立し、覚悟さえ持てば、取り組める余地が多くのテック企業にはあるのではないでしょうか。これからの時代のテック企業の人材戦略は、どれだけ企業が自社独自の哲学を持ち、決断が出来るのかというところにかかっているのではないかと私は感じています。