コロナワクチン接種「様子みたい」20代・30代女性の約4割
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まあ身の周りに感染者がいないと実感ないんだろうなあ。自分は中等症ですら経験したくないですけどね。20代でも中等症の人は結構います。その後の後遺症も結構キツいです。若くても自分は大丈夫かどうかは分からないし、感染した場合大丈夫じゃない方に入る可能性は結構高い。そのリスクと比較すると接種しない選択肢は合理的にはゼロですから、嫌と言ってる人は合理的判断が出来ないわけです。そんな人たちに接種してもらって集団免疫を確保するには、彼ら彼女らにどういうインセンティブを提示出来るかが結局重要なんでしょうね。
ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信
https://www.google.co.jp/amp/s/www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202106/sp/0014447762.shtml%3fpg=amp
注目のコメント
普通の病気の治療は「不健康な状態にある人」を対象としているため、皆すすんで治療を受けたがるわけですが、ワクチン接種は「健康な人」を対象にしている点で、他の病気の治療とは異なります。「自分は今健康で困っていないので、このままでいたい」、「様子をみたい」という現状維持バイアスが働きやすく、これはワクチン忌避が生まれやすい理由の1つです。
一方でワクチンの有効性が95%であるという数字に着目すると、接種をしない人は接種をした人と比べて、20倍のコロナ発症リスクを抱えるということになります。正しい情報に基づいたリスクアセスメントをしていただきたいと思います。これがどこまで日本全体を反映したデータなのかは、正直よく分かりません。このデータをもって日本全体への意見をするのは間違いかもしれません。
数億人のデータが数ヶ月、これ以上ないレベルで経過観察されています。副反応という点では、すでに「様子を見過ぎている」ぐらいですから、この一部の意見は、誤情報や無関心の影響を受けた意見だと想像されます。
私たちは、日本を守るために今後も無関心層やワクチン忌避層にどうワクチンを届けるかを考え続けなくてはなりません。しかし、アジアの周辺国の状況を見ていての正直な気持ちとしては、接種を受けない人の分のワクチンは、接種を受けたくても受けられない国にまわし、ワクチンを望む人の健康や命を助けるために使われるべきだと考えてしまいます。様子みたい、と言っている人は、実はそういう理由じゃないんですよ。そこを読み取るべき。
そう言っている人の大半は、
・この1年間、自分はコロナに感染しなかった
・よって、これからも感染するとは限らない
・ワクチン接種にはほぼ確実になんらかの副反応を伴う
・下手すると、デマのような話が本当かもしれない
・みんながワクチン接種すれば自分は接種しないまま経済活動が元に戻るのでは
ということを無意識で考えて、だから『様子見』となるのです。
そしてこれは決して間違っていない。
いくら変異株だデルタ株だと言っても空気感染しないなら、今までコロナ感染を防げたのならばこれからも用心すれば防げる見込みは確かにあるしね。
なので必要なことは、政治がリーダーシップとしてゴールを掲げることです。
『国民の接種率が60%を超えたらコロナ禍によって規制した一切を撤廃し元通りにする』というゴールを。
そうすることで『じゃあ自分も社会貢献として接種するかな』という気持ちになる人が出てくる。
そういう具体的なゴールが必要なことは、誰にでも分かると思うのだが、日本の政治家はこれが出来ない。