中国のサイバー攻撃を非難=米欧・日本などが声明
コメント
選択しているユーザー
中国のハッキンググループAPT40およびAPT31による、政府機関や政治団体、産業界を対象とした「知的財産権の窃盗やスパイ活動を目的とした悪質なサイバー活動」を検出した、と報告されています。
日本においても、先般、中国人民解放軍61419部隊を背景に持つTick(ティック)といわれるサイバー攻撃グループが関与した可能性が高いサイバー攻撃について発表を行ったばかり。
色んなグループが色んな攻撃をしているようです。
注目のコメント
中国が契約ハッカーを使ってやっているのはお見通しだとアメリカと同志国が表明した形だが、こうした公開の場での非難が中国の行動を変える、ということにはならないにしても、国際社会の圧力があるということを知らしめることは重要。
米国政府の声明は、EU、日本などの有志国のほか、「ファイブアイズ」構成国の英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドも参加した。米政府高官の言葉、「どの一国だけでも中国の行動を変えることはできない」との表現には、米国の断固とした決意がにじみ出ている。サイバー攻撃が国際社会の公正な取り引きを脅かしていることを指摘するメッセージになった。サイバー攻撃対策での国際協力は、これからが本番。
最近アメリカではロシア系のランサムウェア攻撃が相次ぎましたが、こちらはバイデンがプーチンにちゃんと取り締まれと圧力をかけることで、ある程度の抑止になっているようなので、今度は中国ですね。
問題となったハフィニウムという団体によるマイクロソフトサーバへの攻撃は今年3月で、ちょっと時間をかけて中国政府との関与の裏取りをしてから今回の共同行動となりました。
日本も他人事ではありません。現代の先進国同士の戦争は、サイバー空間で進行しています。