ステランティスが急進的電動化を発表/『 EV DAY 2021』解説レポート
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注目のコメント
StellantisのEV DAY 2021動画を視聴してますが、バッテリーコスト40%削減の根拠は良くわかりませんね。。
しかも「全固体~」と言及していた時点で、ヤル気無いか何も分かってないなと思いました。Stellantisの電動化は前途多難なのではないでしょうか。
(追記)
記事では明記されてませんでしたが、Financial PartのCFOのプレゼンで40%の内訳を説明していました(スライドも有)。
①Pack Optimization 7%
②Module Format Simplification 7%
③Cell Size Increase 10%
④Chemistry Update 16%
③のセルサイズを増やすというのが気になりますね。テスラ同様、放熱をどう確保するのか。④はNi&Coフリーだと思います。LFPについては言及無し。①と②はパッカーとして頑張ります!と宣言しているということですね。
(追記おわり)
昨年のTeslaのBattery Dayの方が真面目にコスト削減根拠を発表してました。
(ご参考)
①セル:円筒型セルの大型化(4680)で、コスト14%削減
②工場:Maxwellのドライ電極の採用で使用電力量を削減し、18%削減
③負極:グラファイト負極へのSi添加量を増やし、5%削減
④正極:Coフリーにより、12%削減
(正極の製造設備投資を66%減し、製造コストを76%減)
⑤搭載:Cell to Packにより、7%削減
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合計: バッテリーコストの56%を削減
(GWhあたりの設備投資額の69%低下)