経産キャリア2人、19日再逮捕へ 新たに給付金600万円詐取疑い
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以前のコメントの繰り返しになりますが、単に「けしからん官僚がいる」という話で済ませるのではなく、劣悪な労働環境や待遇といった要素によって官僚を志す若者が減ったことにより、質やモラルが下がっていることの表れであり、構造的な問題と捉えるべきでしょう。
先日、東大文一の学生数人と話していて、国家公務員の不人気ぶりを聞き驚いたところですが、今の状況であれば無理からぬことだと思います。
キャリア官僚、試験申込者は最少
長時間勤務や過剰忖度が影響
https://newspicks.com/news/5773017
注目のコメント
リーマンショックの後、強欲資本主義がいかに堕落しているかを伝えるニュースが相次ぎました。「騙した方が勝ち」「騙される奴が悪い」という金融マーケットの世界をリポートしたNHKのシリーズ「マネー資本主義」これに続く「欲望の資本主義」は衝撃でした。今、公僕として社会に仕えるエリート公務員たちもその真似事を始めたように見える今回の事件です。徹底的に解明し、再発を許さないように厳しく断罪してほしいです。また、この事件を理由に、届けるべき人にお金が届かないことがないよう行政機関は細心の配慮をすべきです。
これとは別ですが、2人の官僚の関係に、隷従的なものも伺えます。その意味でも、やり切れない事件です。今や本当にトップレベルの知力や志を持った学生はほとんど官僚にはならない。
昔のように官僚になることがステータスとしても扱われず、尊敬を得ることもない。
収入も一般企業のトップクラスと比べるとかなり低く、さらには国民のガス抜きとしてのバッシングにさらされ、
相変わらず労働時間だけは長く、昔から変わらない政治家たちの相手をし続けなければならない。
かくして、官僚になることは敬遠され、能力もモラルも低い所謂「劣化した官僚」が増えていく、、、国にとってこれほどまずいことはないと思うのですが。
