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以前のコメントの繰り返しになりますが、単に「けしからん官僚がいる」という話で済ませるのではなく、劣悪な労働環境や待遇といった要素によって官僚を志す若者が減ったことにより、質やモラルが下がっていることの表れであり、構造的な問題と捉えるべきでしょう。
先日、東大文一の学生数人と話していて、国家公務員の不人気ぶりを聞き驚いたところですが、今の状況であれば無理からぬことだと思います。

キャリア官僚、試験申込者は最少
長時間勤務や過剰忖度が影響
https://newspicks.com/news/5773017
リーマンショックの後、強欲資本主義がいかに堕落しているかを伝えるニュースが相次ぎました。「騙した方が勝ち」「騙される奴が悪い」という金融マーケットの世界をリポートしたNHKのシリーズ「マネー資本主義」これに続く「欲望の資本主義」は衝撃でした。今、公僕として社会に仕えるエリート公務員たちもその真似事を始めたように見える今回の事件です。徹底的に解明し、再発を許さないように厳しく断罪してほしいです。また、この事件を理由に、届けるべき人にお金が届かないことがないよう行政機関は細心の配慮をすべきです。
これとは別ですが、2人の官僚の関係に、隷従的なものも伺えます。その意味でも、やり切れない事件です。
この2人については、同級生以外の関係性があるのではないか…またなぜ新井容疑者が桜井容疑者のあとを追うように官僚になったのか、不思議なことがまだたくさんあります。高校の同級生の間では、投資などで有名だったようですが、大学卒業後、事業の資金調達などの過程でトラブルを抱えていた可能性が指摘されています。そもそもなぜ官僚の道に進んだのか、そこに核心があるように思います。
新型コロナウイルス禍の経済支援策として中小企業庁が所管する「家賃支援給付金」をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された経済産業省のキャリア官僚の2人の被告ですが、さらに600万円の詐欺の疑いで逮捕とのこと
こんな感性の持ち主が公務員になるとは、世も末
何であんなに七面倒臭い家賃支援給付金で詐取したのだらうか。賃貸借契約書や振込履歴など実態がなければ偽造してでっち上げる必要がある、。
一方で支給要件がゆるゆるだった持続化給付金は、当然、給付を受けているだろうが、そもそもゆるゆるだから立件するのが難しいということか。
天下りまで待てなかったか。