AIで保険契約自動化 三井住友海上、米ユニコーンに出資
日本経済新聞
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Next Insurance(ネクストインシュランス)は2016年創業のスタートアップで、本社はパロアルト。スモールビジネスや個人事業主を対象としているところがユニーク。事業保険、損害賠償保険、自動車保険、労災補償などをオンラインで提供しています。
スモールビジネスを対象にしたInsurTechには大人気。Embroker(エンブローカー)やPie Insurance(パイインシュランス)は、2021年になってから、大型の資金を集めています。「AIでリスクを細かく把握できれば中小向け保険もオーダーメード化しやすくなり、保険料の引き下げにつながる可能性がある」 (@@。フムフム
「企業情報を聞き取って専用システムに入力し、契約の可否や保険料を一律の基準で判断してきた」とありますが、従来の保険は、一定の保険料を受け取って定型の保険を販売し、あとは保険事故を待つだけのいわば大量生産、大量販売型の商品でした。ある意味、旧来型の製造業と同じです。
各種のセンサー、クラウド、ビッグデータ、AIといったデジタル技術が発達したいま、世界は大量生産・大量販売の時代から、個々の顧客のニーズに応じたきめ細かいサービスを提供するデジタルトランスフォーメーションの時代に変わっています。保険のサービスも、そうした流れに乗る必要があるということでしょう。当初は自動化による保険料の低減といった狭い範囲に止まるとしても、大きな可能性を秘めた変化であるように感じます (^^)三井住友海上は攻めているイメージです。同社のプレスリリース数は提携サービスなど損害保険業界では目立ちます。
https://www.ms-ins.com/news/fy2021/