小山田圭吾さんの“いじめ自慢”記事は「間違った行為」。ロッキング・オン・ジャパン編集長が謝罪【声明全文】
コメント
注目のコメント
#MeToo の時も「時効」の議論が起きました。歳月は忘却と記憶の変質を伴うものであり、私も今なお明確な意見を持ちえないでいます。しかし、性暴力の被害を何十年も話せずにいる人が少なくないことは社会としてしっかり受け止めるべきです。今回の問題でも、壮絶ないじめ被害を受けた人が声を上げずにいたことを重く見るべきだと考えます。思い出したくもないトラウマを負った可能性があります。小山田さんのこの記事は過去にも話題になったようです。やはり、間違いに気づいた段階で、どんな形であれ、謝罪すべきだったと思います。真摯な謝罪がない限り、「時効」はないのでしょう。
別の観点からもコメントします。この世界的プロジェクトにあたり、大会執行陣は何をしていたのか。開会式の音楽をメーンで担当する人の身体検査をするのは当然です。「知らなかった」ではすまないと考えます。大会エンブレムの不幸な問題や渡辺直美さんへの侮辱発言は、事前に察知するのは無理だったと思いますが、今回の事態は事前に防げたはずです。傷付く人をさらに出してしまった責任は重いと考えます。1994年って今の人たちからするとすごい昔のことみたいに感じて、当時ならこんなことが許されたというようなことを言うひとも見受けられるけど、そんなことはないよ。私は1994年は報道からバラエティーに移ってバリバリやってた頃だけど、当時だってこんな酷い話をメジャーなメディアに載せたら大問題になってた。
組織委もちゃんとチェックしておけよという案件。これはもう外すしかないでしょ。開会式の音楽を聴いたらこんな酷い虐めを自慢した奴が作った音楽だとどうしても意識してしまう。でも今から別の人にして間に合うのかというとそれも困難そう。悩ましいことになっちまったなぁ。今年ニュースになった旭川いじめ自殺事件を思い出しました。
【自慰行為強要、画像を拡散…氷点下の旭川で凍死した女子中学生への“壮絶イジメ”】
https://bunshun.jp/articles/-/44766
日本はもっと自国の人権問題に真摯に向き合った方が良い。そこをあやふやにし、ウイグルや途上国の人権の話ばかりしていても、私には茶番にしか見えない。