大谷、HR競争出場料を分配 球団職員30人に計1600万円
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◆小さな運を返上する
運はトータルで決まっていると考える人は結構いる。特に賭け事をやる人は勝ったり負けたりして、トータルで五分五分になることを実感しているのか、勝つためにはここ一番で運を使うことだと思っている人が多い。たしかに五分五分の確率で「勝ち」が出るとしても、どのタイミングで「勝ち」を引くかで全体のリターンは変わる。
ギャンブルが得意な人/好きな人はこの波をどう自分でコントロールするかが楽しめる人なのかもしれない。悪い時はあるけど、必ずいい波がくるのも知っている。いい波にどうやって大勝負を持ってくるか。博才がない僕は全くと言って気にしないが、意識する人はしている。
そういう人は小さなラッキーを返上する。お釣りが多かったとか、余ったのであげる的なラッキーは返上する。「いいよ、皆さんで分けてください」、「ここは自分が出しておくからまた今度で」と運を先に回しておく。実はこういう行動自体が次の運を招き入れるチャンスになるのかもしれない。
そんなことを考えていたら大谷翔平選手のオールスターゲームのホームランダービーの賞金の話題が目に入った。得られた賞金15万ドルを日頃お世話になっているスタッフに分配するそうだ。彼にしたらHRダービーに出るという体験がプライスレスで賞金は小さなラッキーなのかもしれない。(庶民からすれば凄い額だけど、彼はもっと大きな運とお金に囲まれている)
小さな運を取り込まず、大きな運を招き入れる。運気がいい人というのはこういうことを自然とやっているなと思う。