幸せな組織をつくれる人々と不幸にする人々の差
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幸せやハピネスやウエルビーイングは、曖昧で、人それぞれで、捉えどころのないものでした。それでも、幸せの定量的な尺度を作りたい、という研究が、この20年大変盛んになりました。
その結果、幸せをその人への質問(アンケート)によって定量化する手法(質問紙法)が確立されてきました。
しかし、質問紙には、恣意的に回答を変えうる上に、人による質問の受け取り方にばらつきが大きい、などの限界がありました。
より客観性が高い幸せや主観的なウエルビーイングの指標とその計測方法を構築するための研究を、大量のデータを用いて、我々は進めて来ました。
その結果、我々は身体運動の中に現れる無意識のパターンの中に、幸せの客観的な指標が構築できることを発見しました。これはスマホだけで計測できるものです。これについて、この記事では紹介しました。
さらに、本人への質問では知り得ない重要な視点も大量のデータ解析によって見えてきました。それは「良い幸せ」と「悪い幸せ」です。
幸せやウエルビーイングの物差しに関心が高まる中で、何かのお役に立てればと思います。
注目のコメント
一人一人のウェルビーイングを追求することが、個々の生産性を高め、強い組織となり成長を続けていくことができます。しかし幸せって、皆に共通ではなく一人一人何を幸せと感じるかは、違うわけですよね。なので、どうしても幸せを追求することが、曖昧な議論になりつつありますが、幸せの配列、不幸せの配列と、尺度がうつしだされるのは、面白いですね。
「まわりを幸せにするために自分が不幸になっている人」の存在にもちゃんと目を向けたほうがいい。そうした人たちにいかに幸せになってもらえるかが実は一番大事。
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…「まわりを不幸にして自分だけ幸せになっている人」と「まわりを幸せにすることで自分も幸せになる人」がいることが明らかになったという。