EU、ハンガリーとポーランドに法的措置開始 LGBTQの権利めぐり
コメント
注目のコメント
表現は悪いのですが、一種の出来レースではあると考えています。
EU主要国としては、EUの基本的価値観の共有と言う観点から、この問題につきハンガリーのフィデスに対して制裁を加えざるを得ません。
しかしフィデスとしては、岩盤支持者層が地方の保守派層ですから、EUから突き付けられた制裁により、逆にフィデスに対する同情票が集まることになります。簡略化しましたが、こうした構図です。
となると、ある意味ではEU側とハンガリー側に一種の均衡が出来ていることになります。EUが折れるわけがない以上、ハンガリー側に政治的な変換が起きなければ、両者の奇妙な均衡は維持されると考えられます。ハンガリーのオルバン首相の場合、かつてはベルギーのディルポ元首相にも理解を示しており、自分自身が性的少数者に対する差別意識を持っているというより、むしろ国内大衆世論に迎合しているように感じる。
欧州連合の欧州委員会は15日、EU加盟国のハンガリーとポーランドでLGBTQ(性的少数者)市民に対して差別的とされる措置が導入されたことを受け、両国の保守政権に対する法的措置を開始したとのことです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
https://newspicks.com/news/5938053/
・ハンガリー 18歳未満に同性愛などの議論を制限する法案 可決(NHKニュース・2021年06月16日)