【漫画第9話】起業家は「何か」を捨てないとできない仕事か
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留学中にスティーブ・ジョブスの奥さんローレン・パウエル・ジョブスのインタビューセッションに参加した事があったが、すごい愛に溢れ、強い繋がりがあった夫婦だったという話を聞いた。
ビル・ゲイツとミランダ・ゲイツも最終的に離婚したものの、お互いに対する尊敬と愛は有名な話だ。
イーロンマスクですら、家族を大切にしている様子はよく取り上げられる。
本当のところは知りようがないが、どの起業家も子どもが交通事故にあえば駆けつけるだろう。
仕事を選ばざるを得ない状況にいる経営者が多いところが日本から世界を揺るがすサービスが生まれない理由ではないだろうか。こういう問いは、短い時間感覚で考えると人生を誤りますね。
人の一生は思ったより長く、勉学を打ち込まなければならない時、仕事に熱中する時、恋愛に身を焦す時、社会やコミュニティにために尽くすべき時、そして家族や自分自身の平穏のために使うべき時と、様々なステージが訪れます。
大事なことはその時にしかできないことは、その時に全力を尽くすこと。
そして長い人生の中で、必ずその時選ばなかった選択肢が再び現れる時があり、最終的にそのバランスを取ることです。
つまりワークライフバランスとは一生かけて取り組むべき課題であり、1日や一週間という短時間で取り繕うものではないということです。
人生には選択の時間は何度でも訪れます。
全部の選択肢は選べないけど、その時々で最善の選択肢は常に変わります。
大事なことは同じ選択肢ばかり選ばないということです。
幸福とは要は人生におけるバランスであり、お金だけ、仕事だけ、家族だけ、どこか一点だけで成功しても、ぽっかり空いた心の穴を埋まられなけば、幸せを実感しずらいものです。
いずれにせよ、一生かけて人生のバランスを取るつもりでいたなら、必然的にその時取りうるべき選択肢は明らかになると思うのです。