ランキングは東大より上、沖縄のOISTに優れた人材が集まる理由
日経ビジネス
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注目のコメント
OISTにはいつも注目しています。
日本の教育の問題は、ピーター・グルース学長の言う下記に集約されますが、これは安宅和人さんが著書「シン・ニホン」で主張されていることと重なります。
「科学技術研究に投入される公的資金が、海外と比べて圧倒的に少ないことです。過去15年間増えていません。GDP(国内総生産)の比率で見ると、日本は0.6%を研究に投入しています。これは圧倒的に少ない比率です。ドイツでは1%近く、中国・韓国では1%以上の公的資金を投入しています。」
世界で評価の高いOISTや新潟の国際大学が日本でもっと注目され、日本の教育に良い影響が出て欲しいですね。グルース学長は「学校の質を決めるのは内部にいる人」と断言しているが、教員・学生に加え、スタッフも最高人材を入れているそう。私が知る限り、最近外資系企業の人事プロフェッショナルがOISTに参画したそうで。実はそういうインフラ的土台が組織力を強くするのだと思っています。
引用
>まずはヨーロッパの公的資金を研究に投資する仕組みをまねするのがいいのではないでしょうか。そのうちの1つの例は、優秀な若手が5年間の研究期間に十分な資金を与えられ、自分のやりたい研究をするために自由に大学を選べることです。日本に置き換えるなら、東京大学、京都大学、東北大学などの中から、「ここで研究したい」と思う大学を選んで独立して研究ができるということです。この仕組みを取り入れるだけで人材が伸びますし、若い人たちが自立することで、そのためのコストもほどほどになるでしょう。