グーグル、送金アプリのpring株式を取得 メタップスなどから
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本件は、既に一部メディアで観測記事が出ていましたが、いよいよ開示が出てきました。
Googleをはじめとする非金融事業者が金融分野に進出するには、①自らライセンスを取得して金融事業者になる、②既にライセンスを保有する金融事業者と(場合によってはEnablerを間に挟んで)連携する、③ライセンスを持つ個別分野の金融事業者を買収して中に取り込む、の3つのやり方がありますが、今回Googleは③のオプションを選んだということになります。どれを選ぶかは、時間とお金、そしてどこに(人的なものを含め)リソースを配分するかによります。
いずれにせよ、今回先行するAppleを追いかける形でグーグルが日本国内で金融事業を開始することで、非金融事業者が金融機能を取り込む、という一つのトレンドが生まれてくる可能性があります。記事にあるように、Googleは数年かけてこの取り組みを進めていたわけですが、当然、後から参入するプレーヤーにはそこまでの時間の余裕はないはずです。
今回の動きを受けて、②の非金融事業者と金融enablerの連携が一気に加速することになると思います。