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上空の気圧が地上のおよそ半分、500hPaになる高度が5880mを超えると、日本の気象関係者は太平洋高気圧に覆われるようになってきたな、と実感する、一つの目安になっています。
13日は上空の天気図でこの5880mの線が九州から東に徐々に広がってきており、この辺りから梅雨明けが判断されたものとみられます(もっとも、本質的には梅雨明けは曇りや雨の天気が続かなくなることをもって発表されますので、微妙にですが定義は異なります、たとえば四国が残ったのは、南からの湿った空気と上空の寒気により大気が不安定で雨が降りやすいとされたのではないかと思われます)。
14日にはこの5880mの線は一気に北海道の近くまで北上します。現在本州の上空にある寒気により大気が不安定となり雨が降りやすいですが、この雨とのバランスをみて今後数日の間に各地で梅雨明けが発表されることになりそうです。
今シーズンは梅雨入りも例年になく走り梅雨が長く、これから梅雨入りの確定値が大きく変わる可能性がありますが、梅雨明けもほぼ全国横一線で、例年の梅雨明けとはちょっと違う雰囲気になっています。
これからが夏本番です。9月いっぱいまでは熱中症には気をつけていただきたいです。
週末長雨の晴れ間にセミが一斉に鳴き出して、梅雨もそろそろ明けそうだねと家族で話していたところでした。
例年より2週間以上も早い梅雨明けとなりました。他の地域も続きそうですね。
https://tenki.jp/rainy-season/