「中国のAIは過大評価されている」専門家が語った中国AIベンチャーの4つの弱みとは
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この文に書いてある話で言うと、2つの話を分ける必要がある。
まず、基礎研究であるが、これは国を分けることに意味があまりない。他の基礎研究と同じように、人類の共通材的側面が強い。事実、Deep Mindが現れた後、さまざまな企業がディープラーニングの技術を使っています。そういう意味で世界への貢献をもっとすべきだという言い分ならそれは賛成です。
二つ目はビジネスモデルの話。これは主にSenseTimeなどを念頭に置いた発言だと思うが、世界中の「AI」企業が同じ。日本でもプリファードネットワークスなどが技術フォーカスでビジネスモデルを模索中です。
一方で中国で言うとバイトダンス、日本で言うとスマートニュースもそうだが、ビジネスモデルがあってその中でAIを使っているスタートアップももちろんある。GAFAのような企業やSONYなどのような企業ももちろん使っているでしょう。そういう意味では狭義のAI企業を取り上げることにあまり意味がないという気がします。
それ以外のマーケットの現状説明的な意味では現場感のある記事だと思います。
注目のコメント
中国のAI企業、AIのレベルは確かにやや過大評価されているかもしれませんが、AIを進化させるための膨大なデータやAI発展させるための土壌(規制や人材)があるため、近いうちに「量」から「質」へ一気に転換するかもしれません。
過大に評価しなくても、過小に見てはいけないと、私は思います。"0から1を生み出すのではなく、1を100にするような領域、つまりビジネス応用では、中国のトップAI人材やトップAI産業はすごい力を発揮しました。"
日本ではPoCから先に進まず、ビジネス展開されずに終わるケースが多いと嘆かれるので、むしろ羨ましいw
昔、松下電器は「マネシタ電器」と揶揄されるほどソニーを真似していたようですが(しかも松下幸之助氏は開き直って「うちは品川にソニーという研究所がある」と言っていたようですw)、それでもビジネス展開がうまく、成長を遂げてきました。
そういう意味で、0→1にこだわらず、そこは他に任せて、ビジネス展開で勝負するという戦略で進んでも良いのかなと思いました。