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J&Jのコロナワクチン、まれな自己免疫疾患発症 米当局が警告

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    専修大学 商学部教授

    医薬品には一般に副作用(ワクチンでは副反応)が避けられず、医薬品の有効性と安全性、他の治療の選択肢の有無を総合的に考えて認可が与えられています。現場では、医師が代替選択肢のすべてを検討し、最適と考える医薬品(治療法)を選択するという考え方ですすめられます。

    重篤な有害事象の場合、因果関係が不明であっても、すべてを当局に報告することが求められています。報告を中央で分析し、発生の傾向をつかみ、ハイリスクの接種対象者を除外などすることで、有効性と安全性のバランスをより高めています。

    重篤な副作用は、臨床使用された症例数が増えると精度の高い情報が得られますので、そのため、徐々に使用範囲を拡大させていきます(臨床試験も段階的に行い、一気には拡大させません)。例えば、5000例程度の臨床試験でまったく現れなかった副反応も、数万例以上の使用では一定確率で発生することがわかってくるケースが通例です。

    報道によると、J&J製のワクチン(ウイルスベクター)では、1280万人中100人(0.0078%)みられたごくまれな副反応である、ギランバレー症候群と呼ばれる「急性免疫性多発性神経障害」があらわれる事象を協議する模様です。

    ギランバレー症候群は完全には解明されていませんが、ウイルスに感染するなど外敵の侵入をきっかけとし、外敵から身を守る役割であるはずの免疫システムが、誤って自身の末梢神経を攻撃することによって起こる自己免疫疾患と考えられています。

    ウイルス自体の感染でも起こり得るものですが、ワクチンもウイルス同様外敵ですのでこれに自己免疫システムが過剰に反応した場合には起こり得ます。発症確率はワクチン毎、さらには同じ系統(mRNA同士など)でも製品毎に異なる可能性がありますが、そもそもすべてのワクチン(医薬品でも)で起こりうるものと考えられています。性差や人種によって発症確率が大きく異なる可能性もあります。

    今回の協議においては、症例報告とあわせて副反応を最小限に抑えながら投与する方法が話し合われるものと思われますが、報道の内容を見る限り、直ちに重大と認識される状況ではないと思えます。(重大と判断される場合には一時的な流通停止が優先されます)J&J製ワクチンは、日本では承認審査中です。


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    S&S investments 代表取締役

    有効性の高さに加えて、ここまで報告されている副反応の少なさでもファイザー・モデルナのmRNAワクチンは圧倒的だな。今後の他の疾患のワクチン開発についてもmRNAベースがデファクトになりそう。データ処理が物言うこの分野で国内勢は致命的に出遅れてしまった


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    ナカニシ自動車産業リサーチ 代表

    見出しを読むとJ&Jへの警戒心が植えつけられるが、個人的に全く心配していいない。米国の友人、ビジネス関係者の数多くはJ&JでVaccinatedしており、安全に過ごしている。特に、J&Jはデルタバリアントへの効果が見直されており、評価は上昇基調だと聞く。急いでワクチン接種を進めることのメリットを理解し、ネガティブ操作のメディア報道など気にしない方がよい。


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