米大統領がキューバのデモ支持、活動家ら100人超拘束情報も
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バイデン大統領は当然キューバのデモを支持するでしょうが、どこまでキューバに厳しく対処するかは注視する必要があるでしょう。バイデン大統領が副大統領を務めたオバマ政権は米キューバの国交正常化を推進しました。しかし、米議会による制裁は緩まぬままトランプ政権へ。トランプ政権では在キューバ大使館からの外交官の退去など、逆戻りの現象が見られていました。
カリスマ的なカストロ兄弟が抜けた今、社会主義国キューバの指導者はカストロ兄弟への忠誠が厚く、軍出身者のミゲル・ディアスカネルです。シンガポール的な政権移行を目指しているようですが、経済的に厳しい環境の中で手腕が問われています。以前はソ連・ロシア、その後、中国が主要なキューバ支援国です。ベネズエラとの関係も深かったのですが、こちらもトランプ政権下で厳しい制裁を受け、指導者も亡くなり、大混乱が起きていました。
ただキューバは医療外交をするくらいなので、医薬品や機器さえあれば自国での治療やワクチン接種体制は取れるように思います。以前キューバを訪問した際、キューバ人の元医者が民泊をされていました。良くも悪くも医者的には国に使役され、アメリカほど高額な医療費にならない反面、日米などより国内での待遇は低い認識のようでした。デモというイメージは日本と海外では全く違う。これは反政府活動と捉えるべきでしょうから、その捕まった方がアメリカの意思を受けていたら反逆罪ですかね。
しかし、アメリカが制裁し、アメリカがデモを支持、激化したら世界警察として軍を出動、最後に親米の政府を立ち上げて完了。
パターン化してますからね。
この記事は正義はアメリカにありと知らしめたいのでしょうか?
因みに前米選挙時のホワイトハウスに乗り込んだ人たちもデモですからね、軍も出動したし、衝突もしたし、人も拘束された。でもアメリカは何をしても民主、他がやると人権無視。違和感しかない。気になる動きです。背景に急増するコロナ感染者があるようです。ここ数日連続して1日6000人を超えています。社会主義にあって、キューバは医療サービスが充実していることが知られていますが、アメリカのトランプ前政権下での制裁措置から、物資不足に陥っているとのこと。ベネズエラからの石油調達も滞っているようで、国内の物資移送にも難があると聞きました。観光業でも利益がある国ですが、それもコロナのダメージを受けています。