ミスタードーナツ日本上陸50年の苦境 専門家は「ミスドを取り巻く環境は八方塞がり」
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ミスドさん、厳しい状況ですね。
ミスタードーナツが日本上陸50年で苦境に立たされているという記事です。
記事を読む限りグループとしては店舗数が増えており、店舗減少は国内だけで計画的閉店が大半、という印象です。
実際は国内では相当厳しい状況ではないでしょうか。
フランチャイズ経営にとって、店舗数の減少は利益の減少です。
2017年には全国で1160店舗が21年3月には961店舗、約200店舗減少となれば打撃は大きいと思われます。
古いチェーンだけに経営者の後継者問題もあるのかもしれませんが、目先のオーナー収益がしっかり出ていれば、引き継ぎたい方は多くいらっしゃると思われます。
つまり、オーナー利益が出ない→契約継続しない→引き継ぎ手がいない→店舗数減の流れなのでしょう。
また、ダスキンさんは清掃業の方が売上規模、、収益面で断然大きいため、ドーナツ屋の改革が後ろ倒しになっている気がします。
今後も、コンビニチェーンが手を引くほど、ドーナツのマーケットが見えないため、今後も厳しい戦いが続きそうですね。
ただ、たまに食べたくなる瞬間があります。
その瞬間に「すぐ注文」ができて、「自宅まで届く」なら利用するかもしれません。
ターゲティングを精査することで潜在的な需要を掘り起こせる可能性はあるように感じます。
▼まとめ
・2017年には全国で1160店舗が稼働していたが、21年3月には961店舗に減少
・少子高齢化や生活スタイルが多様化したにもかかわらず、従来通りの商品展開、店作りを踏襲してきたため、新しいニーズの対応に遅れてしまった
・駅ナカの店舗やテイクアウト専門の店舗、出前館によるデリバリー、ネットオーダーの展開など、より利用しやすい店舗展開に注力する
昔、たまごだけが入っているドーナツってありましたが、あれば無性に好きでした。
注目のコメント
週3以上ミスドに行っている身としては、ここ数年のミスド大量閉店の流れをとても心苦しく感じています。
実際、ミスタードーナツは2017年から3期連続で毎年70~80店規模で減少していっています。Twitterなどでも、「近所のよく行っていたミスドが潰れてしまった」という声をよく見かけるようになりました。
直近ではコロナウイルスによる店内客席減少・イートイン需要の減少による影響が大きいですが、長期的には記事中にもある以下の要因が響いてしまっています。
〇コンビニスイーツのクオリティ向上・競合化
〇健康志向と逆行しているイメージ「ドーナツ=太る」
〇FCオーナーの高齢化・後継者不足
イートイン需要減少等による売上改善対策として、自社アプリによる事前予約、出前館導入によるデリバリー対応などオンラインでの販路拡大に注力されているようです。
長期的には、米国のダンキンドーナツと同様にドーナツを主力商品から外し、ドーナツ以外の商品拡大による方向性にシフトするのでしょうか。
<参考記事>
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042801096&g=eco
https://daiwair.webcdn.stream.ne.jp/www11/daiwair/qlviewer/pdf/2103114665ivfx34.pdfミスド好きな身としてあえて厳しいことを言わせていただくと、代わり映えしない商品が多すぎるんですよね(一時期あった焼きドが好きでした)。しかも他のカフェと比べると食べることが前提になるためそこまで気軽でもない。
マクドナルドみたいなフランチャイズモデルがメインなためか場所も一等地ではなく程よく利用しづらい場所に集中しているのでイートイン用途で通りかかることもない(わざわざミスドに行かない限り出会わない)
サイズを一回り小さくしてオフィス周辺でも活用しやすくしてもらいたいです。それか、ミニスタンドでコーヒーとセットで売って持ち帰り前提とかどうですかね?(手を汚さないドーナツ開発もお願いします)ポンデリング最高です。
ユーザーの嗜好変化やオーナーの高齢化など、難しい状況にあることは分かりますが、万が一ミスドがなくなったら悲しむ人はたくさんいる。頑張ってほしいです。