「ネコの宿命」腎臓病の治療法を開発 寿命が2倍、最長30年にも 東大大学院・宮崎徹教授インタビュー
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宮崎先生のAIMについては数年前にうちの猫の主治医の動物病院院長先生から聞かされました。その時の話では、ずっと前に発見していたのに人間の医療関係では話が進まずそのままになっていた、その理由のひとつが腎臓透析ビジネス界隈からの妨害だったと。 AIMが実用化され普及すると、透析ビジネスがのきなみ廃業になりかねないということです。
そこにこの記事にあるように偶然獣医の分野で先に進める道が開けたという
。その時点で、臨床治験目前まできていると聞いており、その後コロナで停滞していると聞いてやきもきしておりました。
どこか大手がスポンサーになって先に早く進めていただきたいですね。
ただ、AIMは腎臓を悪くしない、進行させない効果に見えます。
愛猫をこれまで腎不全で2匹亡くし、今また先が短そうなのを世話しているので腎不全関係についての最新情報はいつも調べているのですが、そんななかで幹細胞移植による腎組織そのものの再生、という技術があることを知りました。
「幹細胞から腎臓組織作製、動物に移植したら腎機能が回復」
https://www.asahi.com/articles/ASN8R5DRVN85PLBJ002.html
(医療サイト 朝日新聞アピタル 2020.8.24)
もっと専門的な内容としては「国際幹細胞普及機構」の記事。
「幹細胞事例|幹細胞からの腎臓組織作製」
https://stemcells.or.jp/kidney-tissue-preparation/
2020年8月、京都大学のチームが、ヒト間葉系幹細胞から腎臓の組織を作り、この細胞を、ある抗がん剤を使って人為的に腎不全状態にしたラットに注射したところ、ラットの腎機能が回復した(具体的には CRE の値が回復)という成果を発表。
幹細胞による腎臓再生のきっかけとなるデータが得られたという査読付きの論文です。今後 世界中の研究者により更なる研究が進めばいつかかならず腎臓病は治癒する病になると信じます。
いま世話している子は残念ながら恩恵にあずかれなさそうですが、
2歳の若猫たちの未来にはもしかしたら希望が持てるのかもしれません。本来、お掃除をしてくれるはずのAIMが、ネコ(科)の場合はIgMに強く結合しているため放出されず、腎臓にゴミが溜まっていくのだとか(以下リンク)
なぜネコ科だけなのか、不思議です。
ネコと腎臓病とAIM研究(医学会新聞・対談)
https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2020/PA03357_01
友人と一緒に寄付しようかと。待っている人は多いはず。少しでも早く実現すると良いですね。
なお、この研究に対する寄付は東京大学基金で受付中。
https://utf.u-tokyo.ac.jp/newslist/newsdetail/view_express_entity/110
追記
そういえば、猫の致命的な病気に猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気があります。
この病気の原因がコロナウイルスの突然変異といわれ、表向きは特効薬がありません。
表向きと書いたのは、実はレムデシビルの前駆物質GS-441524が効果が有るという噂が広がっているのですが、正式な販売が行われておらず、中国製のコピー物質が1gうん十万で輸入されているとか。
早く人間はもちろん動物にも有効な抗ウイルス薬が出来ると良いのですが。